自立することは冷たい事ではない。~一人暮らしのおすすめ~
大学生まで地元にいて、就職で初めて地元を離れた。
私は家から離れたいあまり、全国転勤を望んだ。母親の過干渉に辟易してしまいどこでもよかった。
それは私の友人も過干渉差はさほど変わらないとは思うが、私の友人の多くは自宅から通っている人が大半だ。
たまに帰省をしてお茶をすると言われた友人の言葉にひどく驚いた。
「たまこはさ、一人暮らしできていいね」
厳しいようだが、うらやむなら、あなたもやれば?というのが率直な感想である。そう答えたいが、私は大人。的確でストレートな意見は時に敵を作るし、この場合のいいね、は社交辞令であり、うらやんでいないこともある。
「ありがとう~そうかもね~楽だよ~」と当たり障りのない返答をし、相手に一人暮らしをしない理由を聞いた。そんな中でも共通してやばい、と感じたのはこの言葉だ。
「お母さん、お父さんがダメって言っているから」
残念!私もそれ言われたことある(笑)
わかるよ。20歳超えたとは言え、親のことばって案外きついし、絶対な魔法のことばに聞こえる。
私はそんな悪の呪文を完全に無視したが、それができる人が多いとは限らない。さて、上記のことばを言ってくるご家庭であれば今後10年以内に、お父さんお母さんに言われことばはおそらくこれである。
結婚はいつするの?
えっいうこと聞いてきたやん!なんでやねん!と突っ込みたくなる。
人間とは身勝手なものだなぁと感じる。そして恋人がいないときにそれを言われるとイラっとくる。
ダメと制限欠けることも、結婚の話も。どちらもご両親の心配の声だとは思うが、「自分で家を出るな」と言っておきながら結婚の心配はする、どういうこと!?とダブルスタンダードに苦しむ日も来るだろうなと感じた。
だから私はあえて言う。
積極的に早めに自立(一人暮らし)をして、親を安心させよう!
いつまでも子供だと思われ心配されているので、いっそ自立するとそういうものか、と親も落ち着く(最初はうるさいですが)
死んでからどうしよう、という心配よりも「あの子は一人でも大丈夫」と思われよう!
日々の家事の面倒くささ、圧倒的決定権の多さ、仕事と並行してなので、実家の方がよかった、、と実感することもたくさんあった。
でも一通り経験することでタフさ、交渉力、契約関係、経済観念、友達を作るなどのセーフティーネットを作るなど。たくさん経験をしてきた。同居していても身に着けられなくもないが、一人暮らしをしている分、早めに一人で生きていける力を身につけられている(はず)。
一人暮らししてから親や親族と会える回数を数えてみたところ、1年14日と計算しても、10年で140日。たった、4,5か月分だけ。残りを意識することでより親(といる時間を大事にしよう)という気持ちにもなった。
だからこそ、会っているときの時間ってすごく大切で、終わりを意識するからこそ、親孝行をしたくなる。会うことだけではなく、ちょくちょく電話したり、など様々な手段があある。散漫とただいるよりも、思い出を作りたくなる。
もし親を大切にしたい、と思うなら早めの一人暮らしをして、態度で親に「一人でもやっていけるよ」と伝えてあげてほしい。だめだったら、家に戻ればいいのだから。
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