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反田恭平&ジャパンナショナルオーケストラin新潟

今日は楽しみにしていた反田恭平さんと、反田さん率いるジャパンナショナルオーケストラの演奏を聴きに、りゅーとぴあに行ってきました。
直前まで開催が危ぶまれましたが、無事に開催できてよかった、よかった。
皆さん新潟まで来てくださってありがとうございます。
会場は女性が多め。

プログラム
第一部
メンデルスゾーン 
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64

第二部
ショパン 
ピアノ協奏曲第一番 ホ短調 Op.11 


ショパコンの時も同じ調性で揃えたりされていましたが、今回もホ短調で統一。
この辺りもこだわりを感じます。

指揮とピアノは反田恭平さん。
ヴァイオリンは岡本誠司さん。
弾き振りでしょうか?
期待が高まります。

オーケストラのチューニングの後、満を辞して反田恭平さん、岡本誠司さんが登場。
反田恭平さん、やはりオーラが違いました。
ステージに上がっただけで、圧倒的な存在感。
本当に20代?
顔とか、そういうのじゃなく、
なんか存在自体がカッケーっす✨
「漢(オトコ)」って感じ。
岡本誠司さんはミュンヘンコンクール第1位を受賞された実力派。

一部はソリスト岡本誠司さん、指揮反田恭平さんで。
岡本さんのヴァイオリン、美しい〜✨
癒しのひとときでした。
カデンツァも素晴らしかった。
反田さんの指揮、カッケー✨
細部までオケを導く姿に惚れ惚れ。

一部が終わると、早くもここでアンコールが。
岡本さんとフルートの方でモーツァルトを一曲。

そして休憩の後、いよいよ反田恭平さんが弾くショパンのコンチェルトです。
わくわく。

やはり、弾き振りでした。
私実は一時期この曲にどハマりして、
たぶん1000回以上聴いています。
なので、どこでどの楽器が入るとか、
だいたいわかるのですが(嫌な客笑)、

ほんとにピアノパートに戻ってくるギリギリまで指揮されててビックリしました!
ちょっと心配になるくらい💦

ほんとはピアノに専念してほしい気もちょっとしたけれども、
反田さん、これがやりたいのですよね!!
生き生きとされていました✨

2楽章の繊細な音、とても美しかったです。
そして3楽章のコミカルさも、元気な感じもあってとても良かった!
生き返る〜✨
1楽章も、もちろんとても良かったです。
人数が少ないからしょうがないですが、オケは少し音が薄いような気がしました。
妥協せずメンバーを選んでいらっしゃるのだと思います。
これから人数を増やすとおっしゃっていったので、パワーアップしたジャパンナショナルも楽しみです。
少しファゴットが、普通あまり鳴らないところで鳴っていたのが気になったかな。
反田さんは、少し内声を強調するようなところもある弾き方で、好みは分かれるかもしれないけど、私はとても新鮮に感じました。
この曲はいろんな方のピアノで聴いてきたけれど、新解釈!という感じでフレッシュな気分で楽しめました。
表現力は流石でした。
流石ポーランド仕込み!
ミスタッチもほとんどなく、テクニックも素晴らしい。

コンチェルトの後は拍手喝采で、アンコールを2曲弾いてくれました。

猫のワルツとマズルカ。
どちらも好きな曲なので嬉しかったです。
テンポはかなり速めでした!
サイン会はこのご時世なのでなくて残念。
次回はソロも聴いてみたい!!
反田恭平さんの今後がますます楽しみ☺️

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