外来種の花が咲く東大和市内
多摩湖1周と空堀川をツーリングしてきた。途中でコンクリートの隙間でも育つ綺麗な花を6種類見つけた。
20年前にはあまり見掛けなかった花が、市内どこでも見かけられるようになった。
原産地は北アメリカ南部から南アメリカ、日本へは明治時代に観賞用として渡来、現在は野生化し、本州の関東地方から西に分布している。
ケシと名がつくようにヒナゲシと同じ仲間の植物なので、けし粒と言われるような小さな種。おしゃれなビールグラスのような形をした実をつける。ナガミノヒナゲシの咲いた後の実には無数の種子が詰まっていて繁殖力は凄まじい。来年はこの10倍の花が咲く🌸
アカバナ科の宿根草。北アメリカ原産のマツヨイグサの仲間。別名エノテラとも呼ばれ、草丈は30㎝程度、花径は3~5㎝程になる。歩道のコンクリートの隙間でも生きている。
キバナコスモスはコスモス属の一種。学名のスルフレウスは黄色の意味があり、濃い黄色の花を咲かせるため、コスモスとはかなり違った印象を受ける。コスモスより葉幅が広く、耐暑性があり、メキシコの自生地でもコスモスより標高の低いところに住み分けて分布している。最近は市内や河川敷のどこでも見られるようになった。
ヨーロッパまたは、北半球の温暖地域が原産といわれている。北アメリカ、南アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、日本に外来種として 移入して全国に分布する。
夏から秋にかけて咲くセイタカアワダチソウの黄色の花も空き地や河川に群生する。湖もブラックバスやブルーギルで占領されている。外来種の動植物が最近目につく。明治から大正に掛けて大量に輸入された外来種で日本は埋め尽くされている。
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