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自宅と外出先での通信環境の違い

自宅と外出先での通信環境の違いについて、インターネットの仕組みについて説明します。これを理解しておくと、料金が安く出来たり、高速な通信ができたり、インターネットを上手く利用することができます。

1.インターネットとは

・複数のコンピュータを、ケーブルや無線などを使ってつなぎ、お互いに情報をやりとりできるようにした仕組みを「ネットワーク」と呼びます。
・インターネットは、家や会社、学校などの単位ごとに作られた1つ1つのネットワークが、さらに外のネットワークともつながるようにした仕組みです。
・外のネットワークと接続するために、ルータと呼ばれる機器や、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる通信事業者のサービスを利用します。世界規模でコンピュータ同士を接続した、最も大きいネットワークといえます。

2.自宅のIT環境の概要図

1)自宅のPC/スマホのWi-Fi通信環境

・インターネットには、プロバイダを経由してモデムルータに繋がり、自宅では有線LANや無線Wi-Fiを利用して自分のデバイスと通信することが出来ます。

2)自宅のスマホのパケット通信環境

・インターネットには通信を提供するプロバイダーに替わって、モバイル通信会社を経由して基地局アンテナから無線でつながり、自宅ではSpeed Wi-Fiのような機器から無線Wi-Fiを利用して自分のデバイスと通信することが出来ます。

3)外出先のスマホのパケット通信環境

 ・外出先でインターネットに接続するには、スマホキャリア(通信会社)が提供する基地局アンテナの電波を受信して、自分のデバイス(PC/スマホ/タブレット)と通信することが出来ます。スマホにはパケットを利用するsimカードが入っています。

3.用語の定義
1)プロバイダ:回線をインターネットと繋げる役割を担う接続事業者
2)キャリア:NTT docomo、Au、Softbankの主要通信会社
3)Wi-Fi:電波を使用した無線LAN
4)有線LAN:ケーブルで接続したLAN
5)Modemルータ:外部からきた通信信号を家庭内に取り込む機器
6)MVNO:キャリアの回線を借りた格安通信業者
7)LTE信号:携帯電話の4G信号
8)パケット:大きなデータを細かく分割して送る通信の単位、通信事業者と月額料金で契約が必要

4.携帯機器提供会社
・iOS機器・・・Apple
・Android機器・Sony、京セラ、シャープ、サムスン 等

5.携帯機器提供会社とOSの種類
【機器】       【提供会社】 【使用OS】
1)iPhone/iPad・・・・Apple社   (iOS)
2)Androidスマホ・・・Google社 (Android OS)
3)Androidタブレット・Google社 (Android OS)

6.プロバイダ・回線事業者(例)
【回線事業者】       【光専用回線】
1)NTT東日本/西日本 ・・・・フレッツ光
2)KDDI ・・・・・・・・・・Au光
3)So-net ・・・・・・・・・コミュファ光・Au光

7.モバイル通信 ※自宅にWi-MAX機器を設置した通信(例)
【通信会社】         【会社】  【使用回線】
1)UQコミュニケーション・WiMAX社 (Au)
2)Y-mobile社 ・・・・・・Y-mobile  (Softbank)
3)Softbank ・・・・・・・Softbank  (Softbank)
4)Broad WiMAX ・・・・・WiMAX社 (Au)
5)GMO WiMAX ・・・・・GMO社    (docomo)

【リンク】
・東大和どっとネット
・東大和どっとネットの会

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