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初ハワイ島!奇跡のムーンボウを見ました、という話

こんにちは。tamaです。
だいぶ時間が開きましたが
初ハワイ島、現地でのお話進めていきたいと思います。

今回のハワイ島行き、最初の記事でもお話しましたが
コロナ前に予定していたホノルル旅行がキャンセルになり、
たまったマイルで使っていけるところ、ということから行き先が決まりました。

なので、目的ありきではなく、土地が決まってから何をするかという検討に入りました。
私個人的にはハワイ島の伝説等スピリチュアルな面も惹かれているのですが、家族は、観光地ポット巡りよりも旅はゆっくりしたいよねというタイプです。
(ホノルルであっても買い物欲のない我が家は、ホテルのプールで遊び、近隣のレストランで食べるか、買ってきてラナイで食べる。そして、またプールのエンドレスなだけ…)

とはいえ、せっかくのハワイなので、1日はチャーターツアーでいくつか観光地を回ろう、そして、旅行中に満月の日がある!幻のムーンボウを見るチャンス!!そこを狙おう!ということになりました。

ということから、物価のことも考えて、自炊できるコンドミニアムも案にありましたが、レンタカーを借りないと決めたこともありましたので、
ホテルは、カイルア・コナのメインストリートもすぐそこのRoyal Kona Resort
ホテル内にも、徒歩圏内にも、海の見えるレストラン、カフェがあり、食には困らない。便利なABCストアもすぐそこ。
ホテルにプールとラグーンがありますので、子ども達のプール欲が満たされます。

そして、後から知ったラッキーなことは
このカイルア・コナ地区を走るトロリーバスが無料期間中でした!
ということで、徒歩圏内だけでなく、少し離れた大型ショッピングセンターにも、ガラスのないオープンな窓からハワイの風を感じながら移動できました!
行きは気になるお店やカフェに寄って散策しながら歩いて、買い物後や歩き疲れた後はトロリーバスに乗って帰るという使い方もできました。

本来は1回$2乗車料金が必要なのですが、ハワイ島全域を走るバス会社が不定期で無料期間を設けることがあるそうです。
全域ということなので何時間もかかるコースも無料。すごいですね。


そして、最終日(帰国日前日)は、唯一の遠出の観光。
手配したツアーは、20年以上ハワイ島に住んでおられる日本人のBIG JIN さんにお願いしました。

いろんなサイトで、チャーターツアーとして会社や団体で募集されている中、なぜJINさんを選ばせてもらったかというと、

・日本語である
コロナ以前より日本語対応のツアーは減っているようです。
英語は超初心者レベルですので、観光地巡りということで、やはり背景や解説等しっかり聞きたいので、日本語対応であることは重要でした。

・貸し切り利用できる
いろんな口コミを見ていると、人数が多いと列後ろの方ではガイドさんの話が聞こえにくかったという声も見かけることもあったり、
やはり子連れということもあり、トイレのタイミングや歩くスピード、その時の機嫌・体調も心配ではあるので、調整させてもらえる方がありがたい。

・希望箇所に行ける
他のツアーも色々見たのですが、観光スポット数か所ある中、私がハワイ島でぜひ見に行きたいと思っていた『ワイピオ渓谷』に回るツアーが見つけきれなくて、
規定プランの貸し切り利用ではなく、完全手配のこちらにしました。

・ムーンボウハンターである
Moon(月)Bow(虹):月の光によって出来る虹のこと。
よく、月の周りに見える月暈(つきがさ・げつうん)とは違い、
雨上がりなどに太陽の反対側に見える虹と同じ原理で、光源が月のものです。
これがJINさんにお願いした最大の決め手。むしろ、これだけで選んだというのが正解。
現地の方でもなかなかに目にすることがないという、ムーンボウを何度も見て来られているJINさん。

今回の旅行中に、満月の日があるとわかり、
(そのため満天の星空が見れないという残念さもありますが…)
満月の夜前後二日くらいは月の光も強いため、ムーンボウチャンスということで、逃す手はない。

他の観光地については別の機会でも見に行く機会はありますが、満月の期間を狙っての旅行スケジューリングはなかなかに困難。
次いつ来れるかわからないので、こうなったらぜひ見たい!

依頼する時も、そこに重きを置いて、しっかり時間を確保できるようツアーを組んでいただくようお願いしました。

結論、しっかり見えました!!!涙

ただ「満月の夜」だから見えるというわけではない、
いくつもの条件が合う場所をJINさんが空を見ながら車を走らせてくれ、ココだ!というところでスタンバイ。
カメラを構える夫婦と、車内で待つ子ども達。
それほど時間が経っていないと思っていたのですが、1時間近くその場にいたようです・・(これが写真好きの怖いところ、時間が溶けるのは日常)

光源の月側の雲具合と、スクリーンとなる対面の状況が重なる瞬間。
光の角度も重要なので、月が昇り切ってしまうと見れない。時間との勝負でもあります。
今か今かと待ち続け、そして、徐々に下側から見え始める虹。
時折走る車のヘッドライトの切れ間、しっかり見えました。

やばかった。このために生きてきたんだとすら思えた瞬間でした。

最初はカメラではしっかり映し出されていた虹も、肉眼ではJINさんに「出てきた」と言われても、えっ?どこ??状態。
かろうじてぼんやりした感じだったものも、徐々に濃さと色も出てきて、
車内で動画視聴していて目が光になれていた子ども達も、車外に出てしっかり肉眼で見えたことが、ほんと良かったなと。
見せてあげられたことが嬉しい。一緒に見れたことが嬉しい。

日本でも条件が合えば観測されることもあるのですが、
ハワイでは「先祖たちがムーンボウを渡って幸運を運んでくる」「この世で最高の祝福、見た者に幸せが訪れる」「またハワイに戻ってこれる」といった伝説があると言われていますので、
ぜひハワイで見てみたいと思っていました。

見えたからといって伝説の通り幸運になれるかは、自分たち次第ではありますが、
コロナの時を経て健康で家族でこうして同じものを見て感動できたことは宝物の時間に間違いなく、既に幸せなのであります。

旅行終盤、無事ミッションクリア!

幸運と言えば、ハワイ島のいくつかのスポットで見れる海ガメですが、
その観測スポットまで移動できず諦めていたのですが、
夫と息子がホテル内お散歩しに行っていていると、ラグーン内に入り込んでる子海ガメを発見!
息子は「幸運のしるし~」と嬉しそうに、自分で撮った写真を何度も見せてくれました。

息子は、家が大好き!できれば移動したくない!というタイプ。
いろんな経験をさせてあげたい、いろんな景色(環境、人、文化、習慣・・)を見せてあげたいと思う親のエゴの旅ではありましたが、こうして嬉しそうにしてくれていると、良かったなとホッとします。

私個人的には、今回オンラインで日本の友人とMeetingしたりと、コロナで変化があった世の中のお陰でできるようになったこともあり、
自分たちが大事にしたいことを見つめ直し、これからの活動に向けての想いを強くし、また祝福を受けた感覚を得た旅でありました。

もしかしたら、ハワイ島のあれこれ、こんなスポットがいい、おすすめ!といった情報を探していた方にはなんのこっちゃな話だったかもしれません。
それはまた機会があれば、まとめていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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