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【 カウンセリング文化】

このnoteは「玉城ちはる」と「なお」が交互に書いていく共著です。
今回は玉城ちはるの執筆です。


先日みたとあるニュースを見ていて知ったのですがネットニュースで

「就活生の怒りを買う人事向けサービスが物議を醸している。
それは、「就活生の裏アカウントを特定する」というサービスだ。」


というものがあるという話だった


裏アカウントとは何か、と語り始めると長くなってしまうので、ここでは単純に「企業に見られる事を想定していないSNSアカウント全般」とする


とその記事には書いてありました。

そのサイトの記事について取り上げたワイドショーでは街頭インタビューを行っていて
裏アカを持っているのか?という質問から始まり
答えてくれる就活生のほとんどが持っていると答えていた。
そしてその裏アカを就活の際調べることができるというサービスを企業に提供しているということに嫌悪感を示していた
その理由としては裏アカは、本音の捌け口でありそれを失うとどうやってストレスを発散したらいいのか?
というものでした。

裏アカで激しい言葉で世の中を叩いたり、
匿名性故に誹謗中傷を繰り返すという形でストレスを発散している人もいるので
そう言った人を企業としては信用調査の一環の感覚で使用するところもあるのかもしれない。

誹謗中傷の是非は置いておいて
私は 吐き出したい という感覚だけに注目したい

私も沢山の相談を受ける中で
少しずつ心の奥に溜まってゆくへ泥のようなものがある。
やはり人の悲しみや苦しみ、愚痴や悪口を目にして、
そして相手の気持ちになって寄り添い、
言葉を紡ぎ出すのに一度自分の中に落とし込んだ言葉たちは

私の心に何も残さず素通りするものばかりではない。
個人情報ということもあり誰にも細かくは話さないにしても思った事や感じたことを誰かに吐き出したくはなる
その感覚を否定しても押し込む事はできない

だから、私は自分より上のメンター(カウンセラー)をつけている

友人や知人に愚痴をこぼすとその事でまだ自己嫌悪になるという経験の人はいないでしょうか?
私はその類なのです。言った瞬間は楽になるのですがそのあと後悔します。

でも、カウンセラーはお金を払って吐瀉物を処理してもらっているわけなので愚痴でも悪口でもないのです。
とても心に健康的に心の闇を吐き出すことができる場所なのです。

日本ではまだまだカウンセリングが浸透しないのですが
もっと広まってゆくことが必要な時代なのではないかと思うのです。

皆さんはカウンセリングって聞くとどんなイメージを持ちますか?

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