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【 幸せの青い鳥 】

このnoteは「玉城ちはる」と「なお」の共著です。
今回は「玉城ちはる」の執筆です。

死にたさを抱えながら生きる
こんなにも死にたいのに生きてるなんて、本当頑張ってると思いませんか?

となおちゃんが言ったことがあった。

本当にそう思う。
本当に死にたい思いをもっても生きてるなんて
すごい事だとおもう。

死にたいなんて簡単に口にするものじゃない
とか、
本当に死ぬ人はそんな事言わないで突然死ぬとか
色々言われるけれど

私はよくわかる。

もう子供を2人産んで、まさに先週なおちゃんが書いてくれた快方に向かう感覚を通ってきた身としては

まだ若い頃に抱えていた死にたさとはすっかり形を変えたきがするけれど、

今全く辛くないかと言われると少し嘘になる
形を変えて「あぁ、今日もしんどかったなぁ」とか
「こんな歳になってもまだまだダメすぎるなぁ」とか
「情けないなぁ」とか
「あぁ!!もうやだ!逃げ出したい」とかそうゆう何ともいえない思いみたいなのはあるけれど

死にたいというのとは少し変わってきた。

でもあの頃の私はなんであんなにも死にたかったんだろう。きっと自分が思い描いていた自分と随分とかけ離れてしまった気がしたんだと思う。

私は何を思い描いていたんだろう。
その時自分が思う幸せだった気がする
あぁなれたらきっと幸せだって思い込んでいた気がする。

でも、色々経験して
そのどれもどこか満足できなくて
どこか想像してたものと違って違和感があって、
どれもこれもやってみたけどなんとなく違った

それでふと思った

「あぁ、これが幸せの青い鳥なんだなって」

それからどこか遠い所に幸せを置くのをやめてみた
描くのもやめてみた

今目の前にある、手のひらに載るものを幸せだと思う事にした。
でも決して何かを諦めたとか、妥協したとかじゃなくて

今この場所で、今こんなふうに生きられてる事は本当にありがたいなって思うようになった。
そしたら
十分幸せだと心底思えるようになった。

幸せの青い鳥は自分の中にいるんだって話
本当だと思っている笑

なおちゃんが万年筆を買ったらしい。
丁寧な暮らし、そんな丁寧な暮らしの話から
温かな日差しのようなしあわせの匂いがした。

まだ揺蕩う水草みたいな幸せのはじまりみたいだけど、
さらさらと消えてゆきそうに感じるけれどでも、
ここ数年ゆっくりとその水草はどんなに川の流れにゆらゆらしていても
どこかに流されず根だけは張ってきている気がする

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