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イギリス大学院受験記 | 志望校探し(HRM)

花より団子と言いますが、花も団子も甲乙付け難く好きなので、花を見ながら団子を食べるそんな素敵な季節がすぐそこまでやって来たことに嬉しさを感じる今日この頃です。

志望校を選びはじめた頃

志望校を決めるにあたってイギリスの地理に疎く、どこにどの都市がありどんな学校があるのかさえおぼつかなかったたため、ネット上に無限に広がる情報にアクセスしながら四苦八苦しました。

世の中知らずと言われればそこまでなのですが、志望校選定にあたって大事にしていたのは「お守り的に受かりそうだと目論んだ学校は出願しない」ことでした。

IELTSも受けたことがその時点では一度もなく、大学時代はフランス語に全振りしてしまったので英語も怪しく、そんな状況で何を言っているのだと思われると思います。というより思われて当然かと思います。

とは言っても何でこんな大口を叩いたかというと、
①社会人になってから私費で留学することに振り切ると、行きたいと思えない学校にエネルギーを割きたくない(余裕がない)
②もし行きたいと思える学校に全落ちしたらその時の自分ができることをするしかない 
と思っていたからです。お金も時間も有限な中で、行きたいと思える学校のみに狙いを定めて出来ることをやろうと志望校を探す前に決めていました。

出願校

下記の4つの学校に出願しました。(どうやって絞ったかはこの後記載します)
他の国も一瞬迷いましたが、フランス語をやっていて、ヨーロッパに位置的に近い場所が良かった且つ人事管理の開校コースが多いという理由でイギリスにしました。

  • London School of Economics and Political Science : MSc Human Resources and Organisations (HRM stream)

  • University of Edinburgh : MSc Human Resource Management

  • University of Leeds : MSc Data Analytics and Human Resource Management

  • University of Manchester : MSc Human Resource Management (International Developement)

絞り方①全体図をざっくり知る

冒頭に書いた通り、イギリスで知っているのはロンドンと…マンチェスター(サッカー)…のようにかなり地理自体怪しい且つどんな学校があるかも分からずに最初は手を付けられませんでした。
そのため全体図を知るためにイギリスの地理を調べて位置関係や町の特徴を調べました。観光案内も気晴らしにパラパラとみながら、雰囲気を知ることから始めてみました。


絞り方②卒業後の中長期目標を言語化する

それなりにやりたいことは数年温めていたのでハッキリしていましたが、分野の中でどこにメスを入れて冒険してみたいかは改めて考えました。また、卒業後に人事関連で国際機関で(いつの日か)働きたいと思い始めた時期でもあったので、JPOの募集職種と職務要件を見て、どのようなポストのニーズが高いのかを調べました。

https://www.mofa-irc.go.jp/jpo/shokumu2024.html

その上で日本語の関連書籍を数冊読み、People AnalyticsとOrganization Developmentを理論と実践で学べる環境に重きを置きたいと思い始めました。


絞り方③各分野の世界ランキングやモジュールを参照する

世界ランキングも重視するしない論争はあるかと思います、個人的には一定重視しました。
というのも一概にはもちろん言えませんが、①ランキングが高い学校だと学ぶ仲間も(目的はそれぞれですが)自主的に学びたいと考えている人の比率が増えると思ったから②卒業後のAluminiの広がり方に差異があると思ったからです。HRM単独でのランキングはないので、マネジメントなどの同系列の分野のQSなどの世界ランキングを参考にしました。


絞り方④その地でどんな生活ができそうか妄想する

私自身が仕事においてあまり外に出ずらい(環境要因で本屋さんがない、娯楽やネットワーキングの機会が少ない)環境で一定期間過ごしたことで、自分の性格に合った生活が送れそうな場所を選ぶことの大切さを身に沁みて感じました。
学内学外でどんな場所や機会にアクセスできそうかはnoteやブログを参考に妄想の旅に出掛けました。

絞り方⑤卒業生の就職先をLinkedInで調べる

大学院によっては、学部ごとの就職先をセクター毎などで出しているところもありますが、具体的に同じ職務年数の人たちがどのような就職先で働いているのかを調べるためにLinkedInで調べました。(コース名を検索窓に入れて調べる)

終わりに

その上で学校が想定している就職先と実際の卒業生の活躍フィールドにどれくらい親和性があるのかを確認したりしました。在学されている方とも連絡を取るには有用なので各言語でプロフィールは適宜更新していました。

参考にさせていただいた情報は山のようにありますが、ばんばんさんのnoteやXは志望分野が同じ且つとても丁寧に受験するにあたって「これが知りたかった!」と思う内容が満載でお礼では足りないくらいにお世話になりました。
志望校の選ぶにあたっての考え方は自分自身では気づいていなかった視点も多く、HRMを志望する方のみならず得られる気づきはあると思います。

志望順位の決めた経緯などは、またいずれ書こうと思います。

この徒然なる日常(というなの雑多な記録)を見ていただけているだけでも大感謝です!サポートいただいたものはnoteの更新を行うカフェでのコーヒー代に充てさせていただきます☕️