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X-T1を買ったよってお話

こんにちはTamakiです。
今回はFUJIFILMのx-t1を買ったよってお話です。

まず普段、Nikon D4を使用していた私がx-t1を購入したかという経緯からお話していきたいと思います。
私は前にも記事にした通り、スナップ写真を撮るのが本当に好きです。
高校に入るまではそこまで撮影する機会もなくあまり撮影してこなかったのですが、高校生となって私は電車通学をする様になります。
帰り道には大和八木という駅をつかうようになり写真を撮る場所も増えました。
やはりそうなると写真を撮りたくなるものです。
そこで今までは、使用しているiPhone11とNikon D4、D300sなどで写真を撮り続けてきました。
だがしかしこのカメラ二台に共通して言えることはとにかくデカくて重いことでした。
大柄なボディーにAPS-C、35mmフルサイズの一眼レフは学校に持って行くことがとても大変だということに気付きます。
そして私は運動部に所属しているため、着替えやランシューなどただでさえ荷物が重い民には肩身が狭すぎます。
そこで今まで明るいハイスピードレンズのコンパクトデジタルを所有してこなかったこともあり、サブ機の位置にも持ってくることができる軽量のミラーレス一眼を導入しようと計画を始めます。

導入するにあたりD300s、D40の位置にも立つことができるAPS-Cミラーレス機の導入が第一候補となります。
ここでオリンパス、LUMIXのマイクロフォーサーズ機の導入は無くなります。
そこで低価格で手に入るAPS-C機の候補で上がったのがSONY Eマウントのミラーレス機とFUJIFILM Xマウントのミラーレス機です。
SONYはNEX-7やα6000などお手軽な機種があり、FUJIFILMにはX-E1やX-T1などのクラシックなカメラが格安でありました。
私はNikonを使っていたので、直感的な操作感とクラシックなカメラを求めていつの間にかFUJIFILMしか選択肢からなくなっていました。
そこでマウントアダプターによるFマウントレンズを装着することを決めていたので、すこし大柄でグリップ感のあるx-t1に決めました。

12月某日。
大阪駅前第一ビルにあるカメラの大林さんで状態のいいx-t1を格安で見つけ、電話で抑え後日受け取りに行きました。


お値段は29700円。
マウントアダプターを合わせても3万5000円も行かないとても格安で初ミラーレス機を手に入れることができました。
マウントアダプターはURTH、ストラップ類はFUJIFILM純正のボトルケースを導入して3万5千円を少し超えたかぐらいでした。
それを購入した帰りに友達レンズをつけてjpeg撮って出しで御堂筋周辺を撮り歩いてきました。

(全てnikon AF-S 50mm f1.4で撮影)

フィルムシュミレーションがいい!
この一言につきる移りをしてくれました。
確かに借りていた50mm f1.4をつけたというのもありましたが、本当に色が綺麗。
jpeg撮って出しを意識して作られたカメラなんだということを感じるカメラでありました。
私自身、スナップ写真を撮りたくてこのカメラを購入していたので凄くいいカメラを購入したなと思えました。

内宮近くにある赤福屋
おかげ横丁
ひつまぶしは大変美味しかったです
外宮の近くの夜

  このカメラを購入してすぐ、年末にこのカメラを持って伊勢神宮まで旅行に出かけました。
伊勢神宮では本当に予想以上の写りをする優秀な写真を撮らせてくれて大変満足でした。
Wi-Fiによる写真転送がついていて積極的にjpeg写真を撮れるのもこのカメラの魅力です。
そしてコンパクトなので持ち運びにも苦労しないので、旅行にピッタリのカメラでした。

もちろんAPS-Cのカメラということでフルサイズ機に比べるとダイナミックレンジや解像度は大きく異なってはきますが、それを補うようにフィルムシュミレーションの色味が写真を作り上げてくれているなと感じます。
APS-C機ということでそこまで背景ボケも期待できませんが、色味が良いお陰でJPEG撮って出しでみた時は本当によく撮れます。
確かにJPEG撮って出しが完璧に良いかと思われると全くではありますが、スナップ写真などにはすごく向いてて楽しいカメラに仕上がっています。

このカメラの素晴らしいところは黒が綺麗に出るという点です。私の撮るスナップ写真は明暗差をはっきりさせる作品が多いのでこの黒がとても優秀というのは大変ありがたいカメラです。


そしてこの見た目。
昔のCONTAX RTSを彷彿とさせるようなデザインとなっていて本当にカッコいいです。
あとこのレトロなデザインが本当にいい。
街中でストリートスナップするには凄くいいデザインをしています、D4でストリートスナップをするには威圧感がえぐいので…(笑)
小ささも相まって良いですね。

そしてマウントアダプターとの相性も良く、Nikon Fマウントのオールドレンズを付けて使用した時にピントの拡大表示ができたり、フォーカスピーキングが使えたりとEVFを活用した撮影をするのにすごく利点があるので、すごくおすすめです。
私もこのマウントアダプターの自由さを感じて、ヤシコン用、そしてMINOLTA MDマウント(Sマウント用)を後々買い足しました。

MINOLTA MD 50mm f1.4
planar 50mm f1.7 AEJ

ここまでいい事ばかり述べてきましたが、もちろん欠点もあります。
フィルムシュミレーションの出来が良くてレンズの個性がすごくでにくくて難しい点、そしてグリップが少し持ちにくく、純正のボトルケースを装着した状態ではSDカードの出し入れができないなど。
あとは他のカメラに比べて少し色味などが追い込みにくい…などです。
ただ僕のこのカメラを購入した一番の理由であるスナップ撮影という点では全く問題ない仕様になっており、自分としては困る点があまり見当たりませんでした。

様々な良い点、悪い点がありますが撮る楽しさを教えてくれるこのカメラは、他の欠点も隠してくれる気がします。
最近のカメラ製品でも何でもそうかもですが、デザインが一周まわってレトロ調になりつつある傾向があります。
フィルムカメラが好きだった世代、機械式カメラが好きな人、Nikon FEやCONTAX RTSと行ったデザインが好きだった人、カメラについて学びたい人、オールドレンズを使いたい人。
色んな人におすすめすることが出来るカメラです。

2022年2月現在、中古相場は3万弱から4万となっております。
お買い求めしやすい価格ですので是非ご検討してみてください。
写真の楽しさを再び思い出させてくれます。

(2/10)

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