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コロナ禍を経験して生理を止めようと思った話

月に1、2回ほど、頭痛に悩まされることがある。薬を飲んで30分程で治まるときもあれば、治らずに1日寝て過ごしてようやく通常営業、ということもある。頭痛のあった日はカレンダーに印をつけるようにしたところ、生理のときに頭痛になる確率は100%だった。

私はもともと生理の周期が短いので、月に2回くるときもある。月経過多だよなあと思いつつも、体質だから仕方ないと諦めている部分もあった。

低容量ピルで生理を減らせる

只者じゃない先輩が三年以上前にそんな話をしていたときも「でも、お高いんでしょう?」とか「通院めんどくさそう」とか「副作用が不安だ」などと、あまり魅力を感じずにいた。けど最近になって、毎月やってくる頭痛で2、3日思うように仕事の進められない日があることを、いよいよ疎ましく感じるようになった。そこで低容量ピルを処方してくれる病院の情報を調べるようになった。月額2,400円の薬もあると知って、サブスクじゃん!と思った。

月額2,400円課金で生理が止められる、精神的ストレスや生理用品代を考えたら全然安い。年に15回ほどある生理を3〜4回に減らせるって凄くないか?
もちろん副作用が出るかどうかは実際に試してみないとわからないが、試してもいないのに「副作用が〜」というのは馬鹿らしい。

できないのではなく、やらなかった

私は三年以上前から薬で生理を減らせることは知っていたにも関わらず、その方法を試そうとはしなかった。病院に行く時間がない、お金がない、理由は色々あったと思う。そしてこの三年間に単純計算で約45回も血を流し、おなじみの不調に耐えたのだ。

コロナの影響で満員電車がなくなって、在宅ワークが増えて、今までできないと思っていたことが、できるじゃん!やってなかっただけじゃん!ということに気づいてしまった。変えられないと思っていただけで、変える努力をしていなかった。諦めて受け入れて、我慢するのが当たり前になっていた。

できることをしないで不満を垂れることに慣れきっていた、自分や周りに気づいてしまった。昼の仕事はつまらないし、給料も少ない。そう思いながらも辞めずに続けていたのは自分だ。嫌なら辞めて別の仕事を探せばいい。

頭痛は体質だから仕方ない?生理は毎月くるものだから仕方ない?仕方なくしているのは自分。こういう状況になったおかげで、見つめ直すことができた。今年中に必ず、低容量ピルをもらいに病院へ行こう。

積極的に経済を回しますので…