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「かつて僕らは兄弟だった/ザ・バンド」

昨年、久保田真琴さんが音響を担当したラスト・ワルツの再上映を観て以来、ずっと観たかったので、初日に観てきました。今までは 特にレヴォン・ヘルム側からのロビー・ローバートソン批判(彼が多くのの曲を作っていたので、印税を独り占めしているが、メンバー全員のアレンジ、演奏による貢献がバンドたりえたので、各メンバーにも還元すべき)が多く語られていましたが、今回はロビーから真相を伝えるというもの。是非観て欲しいので、筋は言いませんが、あーそうだったのか っと言う話が 多くの音楽映画(ラストワルツ)を含むを製作したマーティン・スコテッシによる絶妙の編集でテンポ良く描かれます。Sex and Drug and Rock’n Rollで身を崩す人とプロデュースができる人。ミュージシャンには2通りのタイプがいるのだな そして後者のロビー・ロバートソンは 母方のインデイアンの血と父方のユダヤ人のギャングの血引く事が明かされてます。毎公演観客からブーイングを浴びたフォークからロックに移行しようとしていたボブ・デイランのツアーへの参加 そしてウッドストックでのボブとの隠匿生活とベースメントテープ。それを経て生まれた彼らのデビュー Music From Big Pink。彼らの映像と音楽を聴いてあっという間に時間が過ぎた至福の時でした。

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