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マリア・シュナイダー (Maria Schnieder)plays マリア・シュナイダーat 東京芸術劇場

マリア・シュナイダーと言っても、ベルトリッチ監督の「ラスト・タンゴ・イン・パリ」に出演し、マーロン・ブランドと共演したばっかりにスキャンダラスなイメージがついてしまった女優さんではなく、アメリカ人のジャズの作曲家/指揮者の方です。
僕は子供の頃からビック・バンド・ジャズが好きですが、最近は大人数で演奏するジャズをラージ・アンサンブルと呼びます。彼女はギル・エヴァンスに師事していましたが、ジャズのフィールドだけなく、クラシック界隈でも評価高く、新し物好きのデビッド・ボウイにも声をかけられて、彼の遺作の直前のにも参加と恐らく現在ジャズ界最高棒の作曲家/指揮者です。音楽配信のみでグラミー賞を受賞した初のアーティストでもあります。僕が初めて観たのは2019年blue noteでの初来日公演。
ラージ・アンサンブルだけではなく、チェンバー・オーケストラ+ソプラノ歌手とも共演。この公演を知った時は、3階の席しか残ってなかったのですが、チケジャムで前から3列目が買えて、目眩くアンサンブルを楽しめました。
間近で彼女の繊細なニュアンスを指先で表現した指揮も観れて大満足でした。


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