かりんを頼まれました。
家族にかりん酒を作りたいので、かりんの調達お願い出来ますか?と頼まれました。
そして色々ありまして、たまに行く駄菓子屋さんの方に、
「かりんはこの辺にありますか?」
という質問をすることになりました。
近所の人の畑にあるということで、
なんとわざわざ、その畑の持ち主の方に電話を
して下さり、畑で待ち合わすことになりました。
(内心でその畑の方と、全く会ったことが無いし
全くの初対面だしどうしようと思いました。もう少し言うと、その駄菓子屋さんの方も年に1、2回会う位の感じです)
そして木の棒でかりんの実を押して、実を落とさせてもらいました。ボトッ!ボトッ!
という聞くからに、当たったら痛いだろうなと思う音がしました。
無事に収穫させていただきました。
本当にお礼をしても、全然足りないというか、
何か会話の空気的に、お礼をするよりもその時の
感情をそのまま伝えるのが、一番のお礼になる感じでした。
淡々と人と人とのやり取り、人との繋がりを体に受けました。
(こう言うことを繰り返して、人って成長するんだろうな。何てことを思ってしまった)
誤解を恐れずに言うと、個人的に感謝の気持ちが湧かなかった。
何故なんだろう。
畑の持ち主の方が、また来年来てね。
と最後に言ってくれた。
たぶん来年また、お邪魔させてもらっていると思う。
その時感謝の気持ちが、今日より大きい気がする。
その気持ちを少しずつ、育てて行きたいなと思っている自分がいる。
感謝を相手に感じさせない。そんな感じでした。
気付いたら、前向きな気持ちになっている。
でも前向きに変化していることにも
気付かない様な、変化の仕方でした。
本当にありがとうございました。
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