君の名は

昨日のお昼時、突然姿を表した君。

名前は知らないけれど、長い足だね。

名前は知らないけれど、きっと毒はなさそうだね。

春にも君に似た子が訪れて、出て行ってもらったよ。

できれば君にも出て行って欲しい。

お互い傷つけ合わずに、お別れしようじゃないか。

怖がらさない為にも、優しい声掛けは怠らない。

「イッツOK。カムアウト、ダーリン。」

私の相棒はタッパー&下敷き。
まさにこんな感じ↓

失敗した。。。。逃げられた。

予測していなかった動きに、
思わず小さな悲鳴が漏れる。。。。

出てきてくれるまで、長期戦だ。

とはいえ、夜一緒に眠ることはできれば避けたい。

歯磨き粉の箱に誘導してみた。

どうやら気に入ってもらえなかった。

その日はあきらめて、洗面所に留まってくれていることを願い眠りについた。。。。

そして、迎えた今日。

そろそろ寝ようかと窓際のソファーに目をやると、そこには君が待っていた。

まるで、「早く外に出してよ」と訴えているよう。

窓は開けた。

だが、こちらの希望とは反対方向に向かう君。

ソファーの影に隠れようとする君。

今日こそは、失敗できない。

何せ、ソファーのすぐ横は寝室だ。

捕獲率を高める為、家で一番大きなタッパーを取り出す。

傷つけないように、バァーン

捕獲成功✨

ビーサンをはいて、近所の庭園にリリースしに行った。

夜なのに珍しく、空を一羽のカラスがカァ〜!と、ひと鳴きして去って行った。

「ばっカァーじゃないの。」

君の名は、アシダカグモ。

●毒性なし
●人間には噛みつかない
●屋内のハエや、やっかいもののアイツを捕食する

実に人にとって有益な蜘蛛さんらしく、
利点の方が多いので敢えて共同生活を選ぶ人が多いそうな。

自分でリリースしといて何だが、
逃した魚、ならぬ蜘蛛は大きかった!

お後がよろしいようで🤗


追記。明日はスパイダーと、夜に鳴いたカラスからのスピリチュアルなメッセージをお伝えします。

たまひろ



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