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第6チャクラ~真理を見据える~

第6チャクラ/第三の目/サードアイチャクラ/アジナチャクラ
課題:
自己の内省‐自分を外側から冷静に見ること。
位置:額の中心(眉間のあたり)
色:藍色
元素:
身体とのつながり:脳、神経系、脳下垂体、松果体、目、耳、鼻、
精神面のつながり:知性、理性、真実を受け入れる、経験から学ぶ力、成熟した感情、自己評価、人の意見を受け入れる
 

第6チャクラはサンスクリット語でアジナーと呼ばれ「知覚する、指揮する」という意味です。一般的に人間の持つ五感に加え、第六感といわれる直感、ひらめき、霊的な視力「ヴィジョン」を司り、このチャクラの働きにより、私たちは周りで起きている物事や状況、また自分自身について歪みなく捉えることができるようになり、視覚ではとらえることができない物事の本質を見抜くことが可能になります。“第三の目”である第6チャクラが開くと、私たちを叡智へと導いてくれるとされています。
 
バランスのとれた状態:
高い洞察力を持ち、物事の本質を見抜くことができるので情報に惑わされません。直感に優れ、且つ知性を働かせた冷静な判断ができます。自分の夢や未来に対して信頼感を持ち、願望実現へと自分を導くことができます。物質的なものに執着しません。
 
滞っている状態:
思い込みや固定観念で自分を無理に縛ってしまいます。また直感に疑いや不安を抱き、集中力を欠いてしまいます。
内面に目を向け、自分の恐れと向き合うことを避ける傾向や、他の人の助言を聞き入れたり、自分を律することへの恐れがある。
 
過剰な状態:
自分のことが冷静に見れなくなり、他人に対して独断的、傲慢になります。自分の直感が全て正しいと思い込み、他者に偽りの真実を強要してしまうことも。インスピレーションとエゴの違いが判断できなくなります。理想と現実とのギャップにイライラしやすくなります。



 第6チャクラは第六感や第三の目といわれるように、私たちに今までの常識や理屈を超えた直感を与え、三次元の物質世界を超えた新しい視点を開いてくれます。このチャクラの課題は、あるがままの状況を把握すること、経験や記憶に影響されずに本能的に感じたことを認識、そして判断すること。また、第1~5までのチャクラが土台となっていることを忘れずに、自己の内省を習慣化することで、このチャクラは開花されるといわれています。第6チャクラを発達することだけにフォーカスすると、どこか浮世離れした発言や行動をしがちになります。しっかりとした土台の上には、安定が生まれ、土台が不安定になると、当然、その上にあるものも崩れてしまいます。土台となるチャクラバランスの崩れを認識し、整えることで、本当の意味で第6チャクラは開花し、三次元での判断基準を超えた視点、全てを統合した視点、そして本質からの視点で、私達に物事の真理を見せてくれるのです。
 

「歪んだ自己像について」
 間違ったセルフイメージは閃きや導きを受け取る第6チャクラの働きを邪魔します。過大な自己イメージは全てが自分のおかげだと思いこませ、逆に過小だと全て自分以外の存在のおかげで、自分は無価値だと思いこんでしまうことがあります。
“自分はこの程度の人間だから、ここまで達成できれば満足。これ以上は不可能なはずだ”と無意識に自分の可能性の頂点を決めてしまい、目標設定にあきらめが生じてはいませんか。では何が本当の自分なのか。例えば自分が苦手だと思っていたことに関して、人から褒められた時や、得意だと思っていたのに結果がついてこなかった時、自己評価と他人からの評価にギャップがあった時、どちらが自分にとって真実なのかを内観し、客観視することは、本当の自己像を知る一つのよい機会となります。
 
 

「第6チャクラが持つ聖なる教え(真実) “真理を求めよ”」
真理と幻像の中で生きる私たちには、この2つの違いを知ることが求められます。この2つを振り分けるのは、脳の役目ではなく、エネルギー体の動きを司どる精神の役目で、ものを見る視点や意識を高めるといったような活動は精神性から起こります。意識が高まっていくにつれて、状況についての主観的な見方から、自己を切り離して客観的にみることや、真実を見ることができるようになります。
自己を切り離すことは、ただ無感情になることではなく、自分が今とらわている恐れや不安や自我の世界から一歩外に出て、物事を客観的に捉えることです。逆にいつまでも自我にとらわれることを選んでいれば、ものごとの真理が見えなくなってしまい、幻像の中で生きることになっていまいます。


“物事は常に変化し続ける“という自然界の法則である真理について頭でその概念を理解することは難しくありませんが、実際に年老いてきたり、愛する人の死であったり、親密だった関係にひびが入るといったことが起きると、当たり前にあったものが取り上げられたような気持ちになり、ある部分だけは変わらないで欲しいと人は考えてしまうものです。
頭で理解していたはずの「真理」が現実で起こると、途端に奪われることへの恐怖へと変わってしまうのです。
人は安定=変化のない状態を求める為、変化し続けるという真理を受け入れて生きることは難しいかもしれません。それでも、恐れの渦の中心にいる自分の意識を少しだけ離れたところから客観的に見つめることができたなら、真実とその背景にある意味への気づきが起こります。どんな状況でも、誰であっても、全く同じ明日は来ません。変化することは進化することで、何かひとつが完結すると、後には必ず新たな始まりがあり、そして続いていくのです。変容しながら進化していくという真理の流れの中で、今という瞬間にフォーカスして生きることで、全ては適切な時に始まり、適切な時に終わるという気づきがもたらされます。すると、古いものを手放すことも自然にこわくなくなります。それにより、より視点がクリアになり、サポートや導きに気づきやすくなり、本質から生きやすくなるのです。
 


「意識と癒しとのつながり」

 身体の健康をつくり出すにも破壊するにも、私たちの意識が大きく影響します。例えば、怒り、恨み、反感などは癒しの過程の障害となります。“癒したい”という意識を持つことには大きな力があり、この意識がないと病気は身体に浸透していってしまうことが多いとされています。
病気を経験したおかげで、内面に意識を向け、自分のものの見方やライフスタイルを見直し、回復につながったという人は多くいます。
そして誰もが同じく、主観的な視点から自分を切り離して物事を客観的に見る視点を持つようになったと言います。
病の診断を受けた直後はまず、ほとんどの人が恐れの感情の波におぼれます。そして、何も考えられない状況から時間が経ち、落ち着いてくるにつれて、心の中にあるもの、感情のデータを見直すようになります。こうして自分の考えていることと感じていることのギャップに気づき、頭と心のがひとつになって癒しが起こるのです。日常の選択をしていくなかで、あまり尊重してこなかったほうに意識を向けてていくことが必要なのです。
そして、実はこれまでにも何かおかしいという虫のしらせがあったのに、それを無視していたことに気がついた、という人も多くいます。こうした気づきは、自分の状況を振り返り冷静に見るという「内省=客観視」を通して訪れます。そしてこの気づきには、身体の不調を知らせるという重要な役割も果たしている「直感」の存在を認めるという重要な意味もあるのです。
 
直感に従って行動することを選択することには深い意味があります。そこには自分の判断を信じて行動する自己信頼がなくてはなりません。自分の魂の声に従って行動するのか、それとも自分以外の何かに判断を委ねるのか。
苦痛から逃れたい、人生をより良い方向へ運びたい、占いやスピリチュアルを通して導きが欲しいと願い、頑張っている人たちはたくさんいます。その反面、自分の中にある真実に従って行動してしまうと、物質世界で今持っている快適な環境をすべて失うのではないかと恐れ、進めなくなってしまい「待ち」の状況に停滞してしまう場合も多くあります。
真実を見つめるより、周りの意見を聞いた方がずっと容易に思えるかもしれません。ですがここまで学びを進めたあなたなら、これからも自分に嘘をついて生きていくのは簡単ではないと、だんだんとわかってくるはずです。
 
 



【第6チャクラの開花への有効なステップ】

  • 内省することを習慣づける。

  • 言われたことに気分を害して、自己弁護の言い訳をするのは、新しい洞察を身に付けることを妨げていることに気づく。

  • 自己憐憫や怒りを増幅するような思考、または自分に起きたことを誰か他の人のせいにするような思考を手放していく。

  • 恐れのパターンに影響されているときは、それに気づくことを学ぶ。自分の精神や感情に与えている影響を観察する。

  • その時には理解できなくても、全ての状況、人間関係には意味があるととらえてものごとを見る。

  • ひらめきに従って行動し、それが本物がどうかという証明を求めない。

  


☆自己探求のためのチェックリスト☆

・直感を否定せずに、素直に受け取ることができるか。
 
・自分に起きている出来事を客観的に見ることができるか。
 
・客観視しすぎて自分のことを他人事のように思うことがあるか。
 
・自分の可能性について、この程度のものだと、決めつけているか。
 
・自己イメージと他人からの評価がかけ離れていたことがあるか。
 
・人生に行き止まりを感じていますか。
 
・慢性的な頭痛や眼精疲労に悩まされていますか。
 


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