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わたしらしい働き方

思えば大学を卒業してからずっと、仕事について悩んだり考えない日はほぼなかったなと思います。

以前の記事で、看護師の転職が甘くはなかったことを挙げました。

それは、主に、自分が結婚2年目であること、それにより次のライフイベントに遅かれ早かれ妊娠や出産が予定されていると考えられること。

これにより、わたしは、今までのような転職活動ができなくなりました。
これはわたしにとっては、思わぬ事態でした。

そもそも、夫とわたし双方が独身時代と同じ職場で働きつづけています。住む場所も変わり、職場の忙しさも変わり、生活環境も独身時代とは変わりましたが、1年間はなんとか新婚の初々しさでやってこれた気がします。
ただ、2年目以降、自分がここまで爆発してしまうということは、相当無理をしていたんだと今更気づかされました。

買い物してきたものを勢いよく投げた
17時定時なのに、帰宅は連日21時、22時。
夫は定時が20時なので、帰宅時間は一緒。お互い連勤が続くと買い物もろくにできず、仕事終わりに職場近くのスーパーで買い物をして、最寄り駅でJR遅延に舌打ちをし、重い荷物をもって、1時間かけてようやく帰宅となります。幾度となくある階段にすら腹が立つ。
帰宅後、いっぱいいっぱいで、ひとりで大声で叫び散らし、泣きながら買い物したものを床にたたきつける。
そんなことがあったのは、一度や二度ではありません。
本当に毎日つらかった。

夜勤がある日は2時間前に職場に着いていました。なぜって、時間前残業(無給)、情報収集です。『自分何してるんやろ』と思う日々。自分の貴重な時間を切り売りして、会社に無給で奉仕するなんて、今考えても許せることではないですね。

一人暮らし経験のない夫。
「わからないから教えてね。なんでもする」と言って、掃除など気づいたときはしてくれていたし、今年度に入ってわたしの仕事がいよいよつらくなってきたら、毎日風呂掃除もしてくれました。

ただ、家事はそれだけじゃない。
毎日たまる洗濯。天気予報を見て、今日は日勤だから帰ってきてから取り込もう、明日は夜勤だから早く起きて干して、出勤前に乾くかな、などと考えたり。
食事をすれば食器洗いは必須。
生ゴミ箱もいっぱいになる。排水溝は髪の毛だらけ。部屋の中はたたんでない洗濯物が散乱する。
米をまとめて炊くようにしているが、なくなるタイミングで炊き直す。米がもうない、牛乳がない、卵がない、いつも使うのは簡単だけど、買い足すのは労力がいるし、いつもあるものを常備しておくよう毎日確認するのももう疲れた。

残業だらけで、日常において比重が大きくなる仕事を抱えながら、生活もほぼすべてわたし主体でやりくりしていくのは、本当に骨が折れた。心も折れた。

そして、爆発した。

今後の働き方を考えた。
通勤距離が長かったので、そこを考え直したい。
残業時間が多かったので、そこを是正したい。
夫には、家事のすべてを把握してもらいたい。
やるよというわりに、気づいたらわたしがしているので意味がない。いちいちそこで指図するのもいや。言われなくてもするようになってくれ。

仕事だけをしているボーイ。
仕事と家事をしているガール。
生活費負担分はまったく一緒。これでは割に合わない。

仕事では時間も労力も搾取され、家庭でも1(仕事):2(仕事+家事)の割合で負担が多く課せられている。その上通勤も長いときた。そして極めつけの夜勤あり。これで妻の仕事や体調をいたわらない理由ありますか?^^

経済状況は妥協していただき、わたしの負担は減らす。
夫には1ヶ月家事を全部やっていただく。(どれだけ大変かをまずわかってください)
わたしの就活の概念から覆す。(雇用形態を正社員限定から、派遣もしくはパートも検討する)

で、わたしの働き方の検討といたします。

愚痴じゃないけど、夫のことは大好きだけど、なんでこんなに世の中って女の人に不利というか、就活でも家事でも、女に負荷がかかってくるのか謎・・・。男女差別うんぬんとか最近あんまり聞かないけど、ほんと根強く残ってるじゃん!!!!!ってすごく思います。

なんでわたしだけが働き方も変えて、家事も負担しなきゃいけないのー?と。
世の中の女性の皆さん、すごい。


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