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Ego-Wrappinと私

久しぶりにじっくりEgo-Wrappinを聴いた。あの頃のわたしは、大人になったらEgo-Wrappinの楽曲の雰囲気のような大人になるものだと思っていたけれど、未だにあの頃の、大人に憧れていたわたしと、変わりがない。

高1のときに出会った「濱マイク」(TV版)がきっかけで、Ego-Wrappinを知った。オープニング曲だった「くちばしにチェリー」がとにかくかっこよくて、CDレンタル屋で数枚のアルバムを借り、MDに吹き込んで、聴き始めた。しかしながら、当時、耳になじむ、キャッチャーな楽曲である「くちばしにチェリー」以外、わたしにはよくわからず、アルバムをひと通り聴いて、終わった。(くちばしにチェリーを聞くと、マイク元気かなーと思ってしまう)

その数年後、大学4年くらいのころに突然、ヘビロテするようになった。なぜかそのころは、昭和の歌謡曲にもはまっており、ちあきなおみや八代亜紀、ペトロ&カプリシャス、欧陽菲菲をYoutubeで聴いていた。大西ユカリと新世界もよく聴いた。重くてけだるくて切ないような重厚なような歌謡の世界をようやくわかるようになった。それに伴って、Ego-Wrappinも、私の中にスッと入ってきたのだった。おそらく、はじめて出会った時より、このころ少し、大人レベルが上がったんだと思う。

ひさびさにリサーチしたら、数か月前に新曲が出ていた。

最高。

今の時代は、ネットを使って、今昔の歌の海をいつでもどこでも自由に泳げるので、よい。またこれからいろいろ、ジャジーな曲を探しに行こう。


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