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Introductions

まずは初めまして、たまごろうと申します。

元々、出版業界というレガシーな業界に身を置いていた人間ですが、当時流行りの「IT革命」という言葉に触発されて、全く畑違いのIT関連業界に飛び込んで早や20年。

畑違いの人間だからこそ、俯瞰してこの「IT革命」「デジタル進化」を見続けてきました。

現在、2020年。かなりのものがデジタル化され、「AI」「VR/AR/MR」「5G通信」など新たな未来が見えている時代になってきました。その進歩は「日進月歩」どころではなく、「秒進秒歩」の勢いです。IT業界にいてそう思うのですから、世の中の皆さんは”よく付いて来られるな”、”本当に付いて来てるんか?”と良く思います。

個人的な本音を言いますが。

ついてくる必要なんてありません。無理についていかなきゃなんて焦る必要もありません。

「俺は常に時代の最先端を誰よりも早く体験したいんだ! それが楽しみなんだ!」

という方もいらっしゃると思います。それを止めるつもりもないですし、むしろそういう方がいないと世の中困ります。

私が言いたいのは、そういう方ではない、おそらく大多数の一般的な人たちは、無理に焦らないでねと言いたいのです。 

今身の回りにある白物家電、黒物家電、IT機器を改めて見つめてもらうと、それらは激しい生存競争を勝ち抜いてきた猛者たちだけなのです。新技術だから生き残れるんじゃないです、人間のニーズ、ライフスタイルに噛み込めた者たちだけが生き残るのです。皆さんの知らないものも含めれば、恐ろしいほどの技術、機器たちが滅び、淘汰されてきた結果が今です。

一つ分かりやすい例を出すと「3Dテレビ」でしょうね。

赤と青の眼鏡を掛けるのから始まり、サングラスのようなスタイリッシュな眼鏡、そして遂には左右の視差を利用した裸眼での3D映像表現が可能になるまでになりました。当時は家電量販店で特設コーナーがあちこちにありました。地上波も3D対応コンテンツを放送したりしていましたね。

今、だれが見てる? 

技術としては凄いのです。緻密な制御が出来ないと3Dには見えないので、もの凄い技術の結晶であることは間違いないのです。でもこれをマーケティングの失敗と片付けるのは早計です。2020年現在でも同じことはたくさん起きています。

2種類のパターンがあると思ってください。

1.先行する技術をブラッシュアップし、利便性や省エネ性能などを向上させた正統進化

2.新技術ありきで先行し、必要のない機能を付加したり、発展させておいて、さも未来はこうなる的なメディア洗脳を利用する進化

メーカーの立場からしたらどちらでもいいのです。何らかの技術進化やノウハウを蓄積することは技術者の至上命題ですので。ただ個人的にそれを言い訳に一般消費者を巻き込むな、だますな、と思うわけです。

今後ここでツラツラと、いろんな物のレビューなんかもしていきたいと思っています。上記のような観点も含めお話しできればと思っています。

長くなってしまいましたが今回は以上です。ゆるゆるとよろしくお願いいたしますね。


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