初めて映画館に連れていってもらった時にみた映画。

初めての映画館には母親が連れていってくれました。
父親は、換気がよくないという理由で、映画館で映画を観ることには否定的で、母親と映画館に行ったのも、その時一度きり。

その時に観たのが、『モモ』。
どんなに映画だったのか?記憶が、、、。
気になりネットで検索しました。

1988年日本公開。
原作はドイツの児童文学作家、ミヒャエル・エンデの世界的ベストセラー『モモ』。
あらすじを更に簡単にまとめると、
不思議な能力をもった女の子(モモ)が、時間泥棒から皆の時間を取り戻すというストーリー。

物理学では、過去、現在、未来は同時に存在しているとか、時間は人がつくった概念にすぎないとか。今まで当たり前に感じていた時間の流れが思い込みのようなものであるとしても、そうじゃない世界はイメージするのは難しい。映画『テネット』で時間の逆行を表現していたけれど、なんだかよくわからない。

流行りのマインドフルネスでは、今の感覚にフォーカスすることで悩みが薄くなる。不思議です。今じゃない、過去とか未来っていったいどうなってるの?確信が持てなくなってきますが、、、。確かなのは今だけのような、、、。

45歳になった今、もう一度『モモ』を観てみたい。このタイミングで観ることに何か意味があるかもしれません。

ぼんやりとした記憶の中で、モモが時間を取り戻すために歩を進めるイメージと、幼い私が薄暗い映画館の通路を歩くのと重なって見える。


#映画にまつわる思い出

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