パンと楽しい人生
引越しまであと三日となりました。今朝はトースターを捨てました。もうパンすら焼いて食べることができません。空腹でこの記事を書いています。じゃあお菓子でも食べればいいじゃんね。
まあ何を食べるかは書き終えた時の気分で考えるとします。
トースターを捨てに行った時間が回収時間ぎりぎりだったので、ゴミ捨て場には回収車と作業員の方がいました。なのでその人に直接トースターを手渡しました。
「おはようございます、お願いします」と言ったら、「ありがとうございます」と言われました。なにをおっしゃいますか、ありがとうと言わなければいけないのは僕なのに、と思いましたが、気分は晴れでした。
ありがとうという言葉は魔法の言葉ですね。
言われると嬉しくなる。だから僕もありがとうは躊躇なく使っていこうと思います。
そんなことを思わせてくれた今朝の天気は快晴です。
引越し後には念願のバルミューダのトースターが我が家にもやってきます。バルミューダで焼いた食パンを食べたらもう前には戻れないらしいので楽しみです。バルミューダという奴はどれだけ魅惑的な存在なのでしょうか。その魅力に早く沼りたいです。
引越し先は歩いて数分のところにパン屋さんがあるそうなので、そこで購入したパンを食べるのも楽しみです。有意義な朝活に期待です。
パンと言えば隣国の韓国では塩パンが流行しています。ベーグル屋も大人気です。今月末に韓国に行くので、そういうのを食べるのも楽しみです。
ここまでで、「楽しみです」ってのを既に三回繰り返しています。パン一つに注目しても楽しみなことがこれだけあります。
そりゃ人生は楽しみなことで溢れていますね。
因みに僕が最近食べて最高だと思ったパンは米粉のパンです。柔らかくって旨みが口の中いっぱいに広がりました。こんなパンがあるならもっと早く知りたかったです。
パンのことを書いていたら、パンに救われた時のことを思い出しました。バンクーバーにワーホリで訪れた時です。家も仕事も決まってなく、お金を少しでも節約したかった僕は薄暗い激安ホテルでパンばっかり食べてました。
このパンは食べていいものなのかって思うような誰かがぺしゃんこにした後のようなパンも平気で食べました。味もティッシュに味付けしたようなギリギリ食べ物としての尊厳を保っている程度のものでした。
しかしあのパンたちのおかげで僕は命を繋ぎその後の有意義なワーホリ生活を過ごせるきっかけとなったのです。
だから今はお洒落な塩パンより、ぺしゃんこになったあの時のパンを食べたくなって…はいません。
トースターがなくなった我が家。何を食べたいか決まりました。
バナナを食べてきます。
ほなな
ここまで読んでいただきありがとうございます。