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たまごまるセレクト2

僕が最近読んだ記事の中で心に響いた記事を紹介していく、たまごまるセレクト。おニ人目はこちらです。

幸せのデルタ。 by 北野赤いトマトさん

トマトさんの全てが詰まった記事のひとつにまた出会えました。

前半の文章は大自然を体感しているかのように美しいです。

例えがズレてしまうかもしれないけれど、その文章の塊はまるで壮大な俳句。

大自然の前では人間が介入する隙間などない。

自然は人間が手を加えなくても美しい、いや、加えないほうが美しい。

トマトさんの文章、洗練さが研ぎ澄まされていて、感動しました。

それだけでも充分なのにダバダ〜からの母とスコーン登場で、今度は人間のもつ温かさを全面に表現していて、もう凄すぎて感嘆しました。

自然を前にすると確かに人間はちっぽけ。人間によって人間は心を蝕まれる。それでもやっぱり心を温めてくれるのも人間なのです。

デルタ状の角角したものに心救われることもあるのです。

締めの短歌もお見事です。

トマトさんのこと知っている方多いと思いますが、現在進行形で研ぎ澄まされ、温かさを増大している、今のトマトさんを是非ご堪能してみてほしいです。

まあるい世界はまあるくて

傷などつかないはずなのに

まあるい世界で傷つく僕ら

丸が僕らを傷つけるなら

三角しかくで癒してみようか


ここまで読んでいただきありがとうございます。