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具体と抽象に気づいたら世界が少し広くなった

ありがとうございます、玉子寿司です。
今回はこちらの本を読みましたので感想を書いていこうと思います。

本の紹介

この本は物事を具体的に捉える(考える)とはどういうことなのか?抽象的に捉える(考える)とはどういうことなのか?に始まり、その鍛え方や日常のどんな場面で使えるか?などを13歳でもわかるような内容にしてくれているものです。
13歳歴数十年の私にもわかりやすくて助かりました。

学び

具体と抽象はグラデーション

具体と抽象をイメージすると具体なのか?抽象なのか?という対立構造で考えがちだが実際はそんなことはなくてグラデーションであるよという話でした。
言われるとそれはそうでしょうという感じかも知れませんが、そもそも普段から具体と抽象を意識して取り扱っていなかったので大きな学びだったかなと思います。

コミュニケーション齟齬の要因である

4章では具体と抽象をコミュニケーションで取り扱うケースの話をしていたのですが、
普段のコミュニケーションでなんとなく感じていた違和感のようなものが言語化されていてとても共感できたし、ちゃんと意識してコミュニケーションを取るべきだなと改めて実感しました。

読後の世界

文章を推敲するようになった

文章を整理する時、頭の中の文字列を書き出してからこれは具体か?抽象か?、今伝えたいことに足りていないのはどっち寄りの情報か?などを考えられるようになりました。これにより周りとのコミュニケーションにおけるラリー数が多少減った感覚があります。

また、伝える時に具体と抽象セットで渡せるようになりました。
今までは頭に浮かんだことをバババーッと文字にして伝えていましたが、どちらの情報も渡すことで相手が具体派でも抽象派でもどっちでも対応できるようになる(と思っている)のでこちらもラリー数削減につながります。

他にはまさにこのnoteの投稿内容を考える時にめちゃくちゃ助かっています。
先に書きたいことを書いて、それが具体的な内容であれば抽象化して目次を作る。逆に抽象的な内容であればより具体化させて内容を増やすなどができるようになりました。

あれもこれも具体と抽象!?

この具体と抽象沼に落ちると世の中の色々なものが具体or抽象という切り口で見られるようになるので同じ景色でも違った見方ができるようになりました。
例えば

メソッド名は抽象、処理内容が具体、コメントは抽象だけどメソッド名よりは具体
とか。

マック行きたいのは抽象で具体はポテトを食べたいだな
とか。

なんだか楽しくなってきました。

見えてきた課題と今後の展望

一度文字に起こさないと使いこなせない

まだまだ考え方として染み付いてはいないので、
一回文字起こしして俯瞰しないと考えられません。
脳内だけでできるようにならないと発話でのコミュニケーションの時にはうまく使いこなせなさそうだなぁと思っています。

人の文章勝手に推敲チャレンジ

この考え方を染み付けるためのアイデアとして
人の投稿した文章がよくわからない時はこちらで推敲してこういう意図であってますか?みたいなことをやっていこうと思います。
人によってはウザがられる可能性ありそうなので投稿主はしっかりとみて判断しようかなと思っています。

皆様も機会があればぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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