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devopsを体験して

ありがとうございます、玉子寿司です。
先日devopsの体験会に参加させていただいたのでその感想とそこから思ったことを書こうと思います。

やったこと

ITpreneursさんが開催しているフェニックスプロジェクト体験会に参加させていただきました。

フェニックスプロジェクトという擬似プロジェクトのメンバーとして与えられた役割をこなしていくというもの。

結果からいうと楽しみながら非常に多くの学びを得ることができました。
さらに次も参加したい欲に駆られる仕組みになっていて、素晴らしいなと思いました。

みなさんももし機会があればぜひ参加してみてください。

わかったこと

みんなで得た知見の集合体

ビジネス側もより近い距離で

devopsという言葉について私の体験前の認識は『開発と運用両方できる人間になろう』みたいなものでした。
しかし、実際体験してみるともちろん個人で両方の技量あった方がいいけれどチームとしての距離感が近い方が理想ですよという話しであることに気がつきました。
さらにビジネス側との距離も近づける方が圧倒的に仕事の進みが早いということも体験できました。

可視化は正義

みんなでプロジェクトを効果的に進めるためのあれこれを検討した結果、最終的には以下の全てが見える状態になりました。

  • ビジネス側の方針
    どの案件が優先なのか?を明確にするため

  • インフラ周りのバージョン
    対応する案件の必要要件を満たしているか?を複数の目でチェックできるように

  • 各担当の稼働可能な工数
    案件投げすぎて工数溢れないか確認できるように

個人的には担当の工数までが見える世界は優しいなぁと感じました。現実もこうであって欲しいですね。

テストチームのポジション

普段の開発作業だとテストチームは開発したものの品質をチェックをするため開発側に近い印象を持っていたのですが、今回の体験の中ではITテストチームが開発ではなくビジネスよりにいて、そこから全体に関与していく形に変容していったところがめちゃくちゃ意外でした。

つぎにやること

今回の体験を踏まえて、実際の現場ではどのように適用していけばいいんだろうということを考えた時に見えた課題と対策を考えてみました。

ビジネス側を巻き込むためにこの研修に参加してもらう

ビジネス側と開発側に一定以上の距離があるということはよく見かける状況かなと思います。

お互い取り組んでいる目の前の作業が違うのでどうしても齟齬が生まれてしまいがち。

そういう意味でこの研修を受けて、開発側も一緒に取り組む経験をしてもらえれば意味のあることであると実感してもらえるのではないかと思います。

各担当の役割を越境可能にするためのトレーニングを導入する

今回の研修中、役割を跨いだの作業の助け合いが随所に発生していました。とても良いことだしdevopsの考え方の重要な要素のひとつだと思いました。

研修では各役割のタスクがそんなに難しいものではなかったのですが、それを現場でやるとなると各役割の専門性(タスクの難易度)が越境の障壁になっているのではないか?と思いました。

なので対策としてはトレーニングを行って障壁を低くする。あるいはそのトレーニングを行うことがプロジェクト全体にとって価値のあるものであると理解してもらうところから始める必要性があるかなと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上になります。

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