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隣人から学びました

朝7時に大体目が覚めて、シャワー浴びて、朝ごはん食べて、読書。
そこからトレーニングして、昼寝して...

悪くない。



失ってからでは、遅い。

今は、家にいよう。



今回は、ある1人の選手について書こうと思う。

その選手の存在は高校時代から知っていたし、今大学サッカーをしている人ならみんなが知っている。

本当にすごい選手

シンプルに、化け物


順天堂大学蹴球部に入り、やることの1つとして、その選手から学べることは全て学ぼうと決めた。

プロフェッショナル?本物?

とりあえず自分の知らない、足りない何かを持ってるはずだと思った。


1年目は、『啓心寮』でとにかくスマブラとマリオカートに夢中な愉快すぎる部屋員と共に生活した。

2年目に、退寮して一人暮らしが始まる。

俺は速攻で、その選手の隣に住むことを決めた。  


全てを学ぶために


どんなものを食べてるのか、

どんなトレーニングしてるのか、

どんなケアをしているのか、     

どんなことを試合中に考えてるのか、

世界のレベルはどんなものなのか、

ブラジルは強かったか、

くだらないことも一緒にしてたけど、

とにかくいろんなことを聞いたし、見てた。

そして、真似しまくった。

なかなか鬱陶しかったかもしれない。



その選手を間近で見て分かったのは


生活の全てがサッカーに繋がっていた


正直、自分自身も意識高くやってきたつもりではあったが、次元が違った。


授業がない日や空きコマに皆さんは何をしていますか?

意味もなく携帯とにらめっこしている人割と多いと思います。

彼は、

猛烈にトレーニングしてたり

酸素カプセル入りに行ったり

トレーナーのケアを受けたり

とにかく自分に投資している。

全てサッカーに繋がってる。



いやそれは彼だからできるんでしょ⁈

と言いたくなる人もいると思うが、

それを言ったらお仕舞いだし、絶対に言ってはいけない(ですよねFJT先輩)

今の彼は、生まれた瞬間はまだ何者でもなかった。

彼の積み重ねてきた成果によって得たものを、もともと生まれ持ったもとのだと思うことは絶対にしてはいけない。



彼には確かな才能がある。
それは間違いないが、それ以上に不断の努力、飽くなき向上心があった。

ただ、彼自身はおそらく努力をしていると認識していない。

俺は頑張ってるとか思ってない。

自分の目指す場所、信念に対して、やらなければいけないことが分かっていて、それをやることは、雨が降る日は天気が悪いくらい当たり前のことだった。


イチローが努力について語っていた。


報われるとは限らないですね。
もっといえば、努力と感じている
状態は、まずいでしょうね。
その先に行けば、きっと人には
努力に見える。 
でも、本人にとってはそうじゃない…
という状態が作れれば、
それは勝手に報われることがある…
ということだと思います。


彼自身がどう思っているかは分からないけど、自分の目に映る彼の姿は、まさにこれだった。


とにかく

上に上に、行きたいのであれば

どんな分野であれ  


夢中になってやり続けよう


周りが引くくらいに夢中になってやってやろう。

本気なら。

本気であれば。


当たり前の基準を上げよう

自分に投資しよう


努力は報われるとは限らない。

努力しているという認識がないところまで行こう。

そしたら、ほんの少しかもしれないけど報われる可能性は引き上げられるはず。


自分が心から欲しているもの、手に入れたいものを追いかけているときは、本当に熱が入るし、それが最高だし、生きがいとなる。

最近、今までの人生を振り返ることが多いが、すぐに思い浮かぶことのほとんどがサッカーを通して味わった喜びや苦しみ。

本当に鮮明に思い出せる。

最高の勝利を掴んだ、あの日の空の色までも。

ただ、それ以外のことは、ほんとに絞り出さないと出てこないし、おぼろげなものだった。

脳裏に焼き付くかどうかは、どれだけの熱を発したか。

湯が沸くくらい熱を発したあの瞬間は、これからもずっと忘れることはない。


様々な道程おいて、志を立て、それでも道を見失い、挫折もあった。

でもそれは、志に欠けているものがあったということだ。

今はまだ、自分が何を成し遂げたいのか分からない、『志』を立られていない人へ。

本気になって、真剣になって立てよう。

生命を懸けるほどの思いで。

志を立てるのに、老いも若きもない。


人生はいつだって真剣勝負


どんな小さいことであっても、真剣にやらないければいけない。

これは手を抜いても大丈夫なんてものは、ないと思う。

『長い人生、ときには失敗することもあるよね』

そんな呑気にかまえてられない。

明日死ぬかもしれない。

それは、失敗したときの慰めの言葉だ。


今日誰かが登り損ねた階段を、

自分は夢中になって、一段一段、コツコツと登って行こう。


ありがたい経験と時間だった。

本当にいいことを学んだ。

成し遂げよう。

今は到底及ばないが、少しでも近づけるように。

強固な志のもとに。

走り続けよう。




#蹴球人生
#志
#熱

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