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多摩川キャンドルナイト灯と人ができるまで

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2011年に始めた多摩川でキャンドルを灯すプロジェクトがちょっとずつ地域と繋がってきた過程を地道にまとめていくマガジン。
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記事一覧

わたしたちは、「100万人のキャンドルナイト」の理念に連動したイベントをつくっています

私たち多摩川キャンドルナイトは基本的にはムーブメント「100万人のキャンドルナイト」の考え方を踏襲しております。冬至と夏至の日に電気を消して2時間ローソクのひかりだけで過ごしましょうという考え方ですが、せっかくですので100万人のキャンドルナイトのHPの冒頭文をご覧いただきましょう。僕らにとってはこれがすべてです。 ーーーーーー <100万人のキャンドルナイト ホームページ冒頭文> 私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。 夏至・冬至、夜8時から10時の2時

多摩川キャンドルのきっかけ4 〜場所を借りるために【後編】〜

前回の国土交通省の河川事務局の出張所の相談を経て、残る課題は「実際 ”やってもいいかもしれない” 場所の地図を入手したけど、じゃあ実際現地を見に行ってみて、実施が可能な地形かどうかを見なければ」という課題の解決のために活動に入っていきます。 入手した河川敷の資料をもとに、仲間と相談してみた出張所で、多摩川の資料の写しを入手してきたものの、長い長い多摩川のどのあたりでイベントやればいいか、どんな場所でやりたいかの条件を、手伝ってくれそうな3〜4人の仲間を集めてブレストしてみま

多摩川キャンドルのきっかけ3 〜場所を借りるために【中編】〜

さて、多摩川河川敷でキャンドルを灯す許可を取りたくて、役所に電話を架けてみましたものの、メチャメチャたらいまわしされて、もはや行き詰まり感…。でも、一縷の望みをかけて国土交通省の施設に電話を架けてみることになりました。こんかいの【中編】は国土交通省の出張所に行ったお話。 奇跡的にアポイントが取れた!国土交通省に電話をするっていっても、どこに電話すればいいんだと思って、ネットで調べていましたら、どうやら河川敷を使用したい場合は「河川事務所」にいけばいいとか。さらに調べると地域

多摩川キャンドルのきっかけ2 〜場所を借りるために【前編】〜

前回で、震災の時に思い立った経緯を書きましたが、今日は「思い立ったものの、実際にどこでやれるのか?」ということについてのお話になります。 当時多摩川から1kmのところに住んでいて、よく散歩していたこともあり、「気持ちいい多摩川でキャンドルを灯せたら素敵だな。芝生広場が借りられれば水辺も近いし、燃えるものも少ないから火事の心配が少ない」と安直に考え、まずはどこで許可をとればいいのかインターネットで調べたところ、予想通り【使用許可は役所で取得すること】がわかりました。 という

多摩川キャンドルのきっかけ1

こんにちは。noteを始めてみてから、数日…、そろそろ「なんでキャンドルのイベントなんかしているの?」ってことをちょっとずつ書き込んでいこうかと思います。 もう9年も前ですけど、きっかけは3.11でした。小生の出身の大学が東北にありまして、就職と共に首都圏に上京してきましたが、大学時代に知り合った大切な人たちが何人も被災しました。(知人がどんな被災をしたかについては割愛させていただきますね。記事が暗くなりすぎるので。) このとき、首都圏で働いていましたので、どうにか休日に