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INTERVIEW / 菅 風子(ガラス作家) 生活に身近な素材、ガラス。その透明性や美しい質感に魅せられた工芸作家の菅風子さんは、日常や旅先のこと、曖昧な記憶を形にする。菅さんはガラスで目に見えないものへ思いを馳せる。 「透明だけど、輪郭がある。確かにそこにあるんです」 ガラスを中心に扱う作家、菅風子さんはそう話す。一見、触れることもできないような透明な輪郭。「そこにある」という言葉にはっとする。 菅さんは多摩美術大学工芸学科のガラス専攻を卒業後、都内の展示に