7月17日 講談ワークショップ後記


「ダイエットをしている」
と妻に打ち明けたばっかりに、自宅で妻がいる時に何か食べようとすると猛烈な罪悪感を感じるようになっている。

別に妻は何も言わないのだが、何か食べようとした時に僕自身が耐えられなくなり、できるだけ妻の目に届かぬように自室でこそこそと食事をしたりする。

そのような食事の際、妻が奔放に自室を訪れた場合は動転し、一々「これは糖質がゼロの素晴らしい麺なので」とか「食物繊維をとることによってやね」とかくどくどと言い訳をしてしまう。
どうもそれはみっともないことなので、止めておきたいと思うけれども、どうにも先に口が動いてしまって止められない。

妻はそんな僕の言葉を聞いて、鼻や口の端などで笑ってあまり態度が良くない。

僕はなんだか傷付いた気持ちになるが、これは全く妻は悪くなく、己の心の弱さの問題だろうと思う。

しかしながら自粛期間の野放図な食生活はそういった心の弱さの活躍もあり鳴りを潜め始め、ここ2週間で3キロの減量に成功した。
これで少しは正座もしやすくなり、高座に正座をしている時も冷や汗をかき、動揺しなくてもよくなるはずだ。

今日は東成区今里で師匠の講談実演&ワークショップの会。
僕も修羅場読みのお手本を見せる係りとしてお手伝いさせていただいた。

飛沫感染防止シールドありで、師匠が講談の歴史、概要を語られて「真田十勇士」も実演。
その後僕も「宇治川の一番渡り」をワークショップ参加の方々とご一緒させていただいた。

飛沫感染防止シールドは、YouTubeでは経験があるけれど、お客様との間にそれがある、というのは初めての体験だった。玉田家に少し動揺が走っていた
。シールドは飛沫も防ぐけれど、声が前に飛び出そうとするのも防いでしまうので、自分の声が出ているのかどうか判断にいつもと違いがあって難しかった。
アフターコロナ・スキルの必要性を感じた。

でも無事に終わって、その後師匠と2時間くらいラジオの話をする。
ラジオの話は凄く楽しい。ラジオ自体も楽しい。ラジオは凄い。

そんなラジオ好き師弟のネットラジオが「講談玉田家ラジオ」です。
最新回→ https://youtu.be/D0X6fJIj398
よろしければおききください。

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