1月12日 昼下がりの講談会・立川文庫続き読み後記

今日はダブルヘッダーデイ。
久しぶりの講談だった。
大阪本町今年で創業百年の平岡珈琲店さんでの講談会と、今年で築100年の青山ビルさんでの講談会。
大阪船場100年リレーという感じ。
伝統と文化、みたいな目に見えない価値、を感じて背筋が伸びた。
師匠・玉秀斎主催の会は船場周辺で開催されることが多く、この2年ですごく船場に愛着が湧いた。
船場センタービルの地下食堂街にどれだけ言っているかわからない。
一番のお気に入りは「まどもわぜる」という和食屋さんだ。天丼とか、肉とじ定食とか、うどんとか、そういうのを売っているお店。
とにかく名前がいい「まどもわぜる」だ。
マドモアゼルはフランス語で「未婚の女性」を意味するけど、店内には未婚の女性の感じは全くない。
既婚のおじさんと、既婚のおばさんと未婚にしかみえないおじさんしかいない。
なぜ「まどもわぜる」なのか。謎は深まるばかりだが、その料理のボリュームと味で謎なんていつも吹っ飛んでしまう。

そんな船場・本町にる平岡珈琲店さんで「昼下がりの講談会」だ。
カライタで「三方ヶ原の物見」をさせていただいた。
そのあと

「玉田玉山物語 成人式とサングラス」 玉田玉山
「ルイ・アームストロング物語」 玉田玉秀斎

という流れ。
僕の人生を語る「玉田玉山物語」は成人式の話を。全然行かなくてよかったな、という思いで講談にした。
師匠の「ルイ・アームストロング物語」は、ラストシーンで音響を入れさせていただく役割に緊張しつつ拝聴した。
ひどい育ちからスターになる話。人生は出会いと選択と、あと運だなあ、という気持ちになった。
人生が終わるその時に「幸運だった」と思えたらいいだろうな。と漠然と。

終わってから打ち合わせがあった。
とっても勉強になった。いろんなことをわかりやすく教えていただけたのだった。
頑張ろうと思う。とっても、だ。

そのあと青山ビルさんに入って動画撮影。
瞬く間に開場時間になって。

カライタで「真田幸村諸国漫遊記 筧十兵衛の死」を。

そのあとは

オープニングトーク 玉秀斎×玉山
講談玉田家ラジオ公開収録「玉山に10の質問」 玉秀斎×玉山
「玉田玉山物語 発端」 玉山
「真田幸村諸国漫遊記」ここまでのあらすじ 玉秀斎×玉山
「真田幸村諸国漫遊記 西願寺の火計」 玉山
「真田幸村諸国漫遊記 筧十蔵一人旅」 玉秀斎

という流れだった。
「真田幸村諸国漫遊記」はいったん山場を越えて、ラストに向かって疾走中。
因縁の毒婦・お絹と再び相まみえることができるのか、が今後の焦点になってまいります。
こうご期待。

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