見出し画像

1月28日 京都がたりその壱 後記(玉田玉山)

僕が大学~劇団員~会社員~無職として過ごした町、京都。
足かけ8年間住んで、30キロ太った町、京都。

そんな京都で師匠の講談会が始まった。

元々講談玉田家は京都の発祥で「京都講談」の一門だ。
この一門が100年の時を経て京都へと帰ってくる、という今回の企画。

妙に緊張をして朝から用意を始め、忘れ物が無いように無いように、と準備をしたら、必要のない赤毛氈を大量に持ち込むことになり、無闇に重たい思いをしたが、まあ、忘れ物があるよりは随分マシだろう。
途中、トイレに携帯電話を忘れて駆け回る、電車を待っていると割りこまれる、などのハプニングもあったが無事に会場入り。
準備を整えて師匠を待つ。

会場にはKBS京都さん師匠が番組のジングルを務められている「山田啓二のローカルフィット」(https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/fit/index.htm)より大きなお花が届いていた。
一気に晴れの日感が高まって緊張が増す。

師匠が来られる頃にはお客様が会場にどんどんと集ってこられる。

僕は着替えて諸注意などをさせていただいた。

初めて講談を観られる、というお客様が多かった。
新聞記事や、京都劇場の前のポスターを見てご来場された方が多かった。
生活の中で何度か情報に触れると、足を延ばして貰いやすくなるのかしら、と思ったりしたのだった。別の所で何度か触れるのが大事なような気がした。

14時になって開演。
まずは師匠が講談と落語の違い、玉田家の歴史などを語っていかれる。
その後本編「光悦と宗達 風神雷神図屏風 落款の秘密」を。
師匠が作られた新作講談だ。
ある日本絵画史中のミステリーを講談の物語の力で読み解いて解釈をしていく。
ウソか本当かわからない、という講談らしさがある演目だと思う。
まことしやかだった。でも以外と真実を突いているかもしれない。

終わってアンケートを読ませていただいた、評判も上々で、次回3月の公演のご予約もどんどんと集まっているらしい。

その後、京都劇場の方々と反省会をして、電車で大阪へ。

明日は「京都がたりその壱」の追加公演。
これも満席。京都の歓迎ぶりがすさまじい。
明日は僕も開演前のカライタで「宇治川の一番渡り」を読ませていただくことになった。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
講談玉田家スケジュール↓↓
1月
https://note.com/tamada_gyokuzan/n/nf9d8b7196ce1
2月
https://note.com/tamada_gyokuzan/n/n5abcc4b9c8c8
3月
https://note.com/tamada_gyokuzan/n/na06a12e94be1

※1月28日と29日の「京都がたり」の会は完売となっております…!
その他の会のご予約はコメント、メッセンジャー等で受け付けております…!

師匠・玉秀斎の2020年新作講談リスト

https://note.com/tamada_gyokuzan/n/n95de44e3799b

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?