7月25日 多分、今までに見たことのないような講談会(玉田玉山)


今日は和歌山で「多分今までに見たことのないような講談会」だった。
和歌山で社会人落語・子供落語のメンバーが数多く所属し、一大勢力を誇るわかやま楽落会さんの主催イベントだ。
楽落会のメンバーの方々の落語・講談と師匠の講談、和歌山大学教授の木川剛志先生が監督され、わかやま楽落会の方も出演されている映画の上映と、師匠と木川先生のトークショー、更に今木川先生が製作中のドキュメンタリー映画と師匠の講談とのコラボ、YMCA体操、と盛沢山の内容。

朝に自宅を出て、和歌山大学前駅へ。
駅前の喫茶店兼売店かた無味無臭ではない店主のオススメ音楽みたいなのが大音量で流れている。
ドムドム言うタイプの音楽だったりしたので驚いた。夜の高速道路のサービスエリアのようだった。朝の大学最寄り駅とは思えず。

師匠と合流して、会場へと向かう。

僕も出番を頂いて「玉田玉山物語 モスバーガーのアイスコーヒーLサイズ」をさせていただいた。結構アホみたいな話で気に入っていて、最近時々させていただく。
ただ僕の前の映画×講談のコラボの空気感と違う感じすぎて、出るとき若干どぎまぎと震えたのだった。

200人以上は入るだろうホールに60人くらいの席を用意して、ほぼ満席という状況だったけれど、無闇に元気を出してして、マイクがあることを忘れ、多分大きい声おじさんになってしまっていた。
マイクの時の声量、ちゃんと勉強しなければ。
感覚を掴みたい。

師匠はトリで「応挙と幽霊の大夫」をされた。
人情味のある怪談。ある意味すごく講談っぽい演目だと思う。ただ怖がらせるわけじゃない感じ。
有名人も出てくるし。
怪談は「怖い話」じゃなくって「怪しい話」なんだな、というのを思う。

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