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【第二回】バンダイナムコHD/田町おじさんによる田町の企業分析

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第二回の今回は、株価アゲアゲホイホイすぎて気になって調べてみた、バンダイナムコホールディングスを取り上げさせて頂きます。
バンダイナムコホールディングス(以下、バンナム)は、2020年11月8日に、上場来高値を更新するなど、今注目の企業です。
そして、今回、有価証券報告書を読んでいて気づいたやばすぎる企画についても紹介します!

Ⅰ. バンナムの株価の上がり方がおかしすぎる

バンナムの株価は上場来高値を更新し続けており、その勢いは止まりそうにありません。このnoteを書いている前日の11月20日終値でも9,094円と高値を維持しています。
株式市場には、“高値更新は買い”という格言がありますが、バンナムこそまさにそれだなと…。
この“高値更新は買い”について詳しく知りたい方は世界最速で日経新聞を解説する男のnoteへ。

(出所:日本経済新聞2020年11月9日 電子版)

ここまで株価が上がっているのは、堅調な業績故。
新コロ感染拡大で、「機動戦士ガンダム」のプラモデルなど(トイホビー事業)巣ごもり需要に応える事業が業績を下支えしていることが大きく、
21年3月期上期の事業計画純利益の9割超を達成しています。
大ヒットしている「鬼滅の刃」関連商品への期待も株価に表れていると思います。

(出所:日経ヴェリタス 2020年11月22日)

Ⅱ. 過去10年の業績の推移をみてみよう

とはいえ、継続的に成長をしている企業でなければ、なかなか応援(=投資)してもらえないだろう…
ということで、過去10年分の業績の推移を見てみました。

あっぱれですね。10年間で売上を2倍に、営業利益を4倍にしています。
そして株価は1株1,000円弱から、1株9,000円超の9倍に。もうすぐテンバガー。
投資にタイムマシンもタラレバもありませんが、仮に10年前に100万円を投資していれば、今頃1,000万円近くになっているということです。

Ⅲ. 財務三表をみてみよう

20年3月期の有価証券報告書をもとに作成した、バンナムのB/SとP/L、CFはこんな形になります。
財務が安定しすぎ。金額にすると4,500億円の純資産があって、2,000億円弱の現預金を持っているということ。
新コロ禍にあってこの財務体質は安心です。

■ 財務の安定性をみる指標

個人的には、もっと財務レバレッジを利かせて(借入をして)、投資をして、配当もふやして株主還元を増やす形にもっていってもいいのではないかな?
と思っていたところ、有価証券報告書でめちゃめちゃ面白そうな企画を進めていることを知りました。

Ⅳ. バンナムが進めているやばすぎる企画

バンナムの固定資産の中身を確認していたときのこと。
ある文章に目を引かれました。

… 「実物大の動くガンダム」製作費38.5億円…!

いやもう、144ページもある有価証券報告書でこの1文だけですよ、これについてコメントあるの。笑
調べてみると、横浜で実物大の動くガンダムの展示を企画しているようです。
さらっと書くにしては面白すぎる企画。。

以下画像にホームページへのリンク有、興味ある方は飛んでみてください。
予告動画はコチラ

企業として右肩上がりの成長を続けてきていて、財務基盤も盤石、投資余力を残しながら、新コロ禍であってもワクワクする企画を推進中。
「いい会社だなー」とシンプルに、今回のnoteを書いてみての個人的な感想です。

そして田町にあるオフィスでは、イルミネーションも展開していて、子どもたちがその前でキャッキャしているのがほほえましく、
子供にも大人にも笑顔を与えることって、素晴らしいですね。

田町おじさん

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