港区・田町に住むべき2つのシンプルな理由【2023年4月更新】
Instagramで田町おじさんをフォロー頂いている方、いつもありがとうございます。
今回は、「こいつ、なんでこんなに田町を推しているんだ?」という質問に回答できるようなnoteを書いてみました。
この長いnoteを書けるだけのコンテンツが田町にある、というのがその答えでもありますが、ぜひ御一読頂けると嬉しいです。
(出所)不動産流通研究所
はじめに:投資目線で住む街を選ぼう
みなさんは、どの街に住んでいるでしょうか。
私は、“賃貸であれ、持ち家であれ、住む街を選ぶということは、投資そのもの”だと考えています。
人間にとって一番大事な「時間」の多くをそこで過ごすことになり、そこを起点に「時間」を使うようになるからです。
当然、そこに不動産を持つということは、そこで資産形成をする、ということでもあります。
私は、2020年3月に、田町に1LDK+Sの中古マンションを購入し、
それまで住んでいた田町の1K賃貸マンションから引越しをしました。
田町から田町に引越しをするほど、田町という街に魅力を感じていて、
心の底から、「みんなも田町に住めばいいのになぁ」と思っています。
それはなんとなく田町が好きだからという曖昧な考えではなく明確な理由があったからです。
そこで、このnoteでは、田町に住むべきシンプルな理由を2つ共有します。
(出所)東京ガス
そもそも、住む場所を選ぶとき、とりわけ中古マンション・中古不動産を購入する場合には、
大きく、A.街を選ぶ軸、とB.物件を選ぶ軸の二つの軸の検討が必要です。
このnoteでは、前者A.街を選ぶ軸について、なぜ田町という街が良いのか、共有させて頂きます。
結論から言えば、田町はⅠ.現在価値とⅡ.将来価値のいずれも非常に高いという点に尽きるのですが、
それぞれ具体的に共有していきたいと思います。
Ⅰ.現在価値:アクセスよし、利便性よし、メシ・飲みよし
■ アクセスよし
アクセスが良すぎる、これはかなり魅力です。損はしません。
人生で最も大事な「時間」を増やすことに繋がります。田町に住んでいるだけで可処分時間が増えて、幸せになれます。
JR山手線・京浜東北線で東京駅までわずか8分。サラリーマンの街・新橋には5分。
大手町には都営三田線でわずか8分で行けます。羽田空港には浅草線(京急線直通)で21分。
後述しますが、2029年開業予定のJR羽田空港アクセス線が田町を通れば、JR一本で羽田空港までいくことができるようになります。
成田空港も一本でいけちゃいます(浅草線・京成線直通)。
渋谷には山手線で17分、恵比寿なら14分。
竹芝から船で離島にも簡単に足を運ぶこができちゃいます。
<主要駅までの所要時間>
*高輪ゲートウェイ駅開業により品川駅・渋谷駅・新宿駅までは上図+2分。
(出所)株式会社田町ビル
車を利用する人にとっては、高速道路の出入口が近いというのも非常に魅力だと思います。
■ 利便性
田町には、「みなとパーク芝浦」があり、港区役所と同程度の機能を有した区役所総合支所があります。
住民票や、戸籍謄本、印鑑証明、課税証明書など公的書類の取得や、各種行政手続きなどがめちゃめちゃ楽です。
期日前投票もここでできるので、非常に助かります。
ちなみに、このみなとパーク芝浦は、2014年に新設オープンされたこともあり、非常に綺麗です。
2~8階には、「港区スポーツセンター」もあり、港区在住・在勤・在学者であれば、500円/2時間と非常に割安に、充実した施設・設備を使って身体を動かすことができます。
田町には三田警察署もあるので、免許証住所変更なども容易。田町で落し物をしたらここに届くので、回収も楽です(財布を落としたことが…)。当然、警察官も多めなので、治安も良いと思います。
慶応義塾大学の街・オフィス街と思われがちな田町ですが、スーパーやドラッグストアも非常に充実していて住みやすさも申し分ないです。
田町駅徒歩15分圏内だけでスーパーは14店舗、ドラッグストアは8店舗もあります。
少し足を伸ばせば子どもがいてものんびりすることのできる、大きめの公園があって、
週末、近場でのんびりしたいときにもオススメです。
とくに芝公園はやはり東京タワーのお膝元ということもあり、気分がアガります。
芝浦公園と芝浦中央公園も子どもたちが遊ぶには十分な広さがあり、子ども連れにも優しい街だと感じています。
■ 美味しいごはんとお酒
あまり知られていませんが、田町には、実は美味しいごはん屋さんや居心地のよい飲み屋さんがひしめいています。
Instagramに「#たまおじメシ」で残していますので、参考にしてください。
回りきれないくらい商店街も充実しています。
ゆくゆくは、ジャンルごとにnoteまとめたいと思います。
これだけ現在価値が高いと、
「賃貸に出し易い」点で、非常に魅力です。
自宅マンションを持っている場合、将来、転居を伴う異動や、結婚・出産による家族構成の変化などで、
住んでいる家を出る必要がでてきたときに、すぐに売れるか・すぐに貸せるかという
“流動性”がひとつ重要なポイントになります。
田町はそこに答えてくれる街です。
2022年5月には田町に待望のサウナ「PARADISE」がオープン、都内でも屈指のクオリティを誇るサウナが誕生したことで、田町の価値がまた上がってしまいました。
Ⅱ.将来価値:勢いのある街は明るく、田町の価値は上がり続ける。
冒頭で述べたように、住む街を選ぶということは、投資そのものです。
株式に投資をする場合、どういった企業に投資をしたいと思いますか?
きっと多くの人たちがアマゾンや、テスラなど、今後の成長が大いに期待できる、そんな企業に投資したいと考えると思います。
私も投資の原則は、シンプルに、「成長するものへ投資」だと思っています。
住む街を選ぶのも同じことです。成長する、即ち価値の上がり続ける街を選ぶべきです。
田町の価値は上がり続けると考える理由、それは再開発の充実具合がえげつないからです。
即ち、将来価値が非常に高いと考えています。
Instagramでも時折「#再開発えぐい田町」で紹介している内容をnoteでも共有させて頂きます。
--- ①ムスブ田町完成・みなとパーク再開発 ---
2020年9月に、ムスブ田町ステーションタワーNが完成し、2022年4月には芝浜小学校も開校し、一体の再開発は完了しました。
ムスブ田町には多くの企業が続々と拠点を構えるようになってきており、勢いを感じます。
ステーションタワーSには、ユニー・ファミリーマートHDや三菱自動車、Indeed、マネーフォワード、キオクシアが、
ステーションタワーNには、サントリー食品インターナショナル、安田倉庫、アストラゼネカ東京支社、dely等が入居と企業活動も活発。
域内には「プルマン東京田町」という、五つ星ホテルもあり、洗練された雰囲気も感じます。
次に、現在進行中の巨大再開発プロジェクトを3つ続けてご紹介します。
--- ②芝浦一丁目計画 ---
田町駅と浜松町の中間あたりで、旧東芝ビルを解体し、高さ約 235mのツインタワー・延床面積約 55 万㎡の大規模複合開発が行われています。竣工は2023年を予定。
これはニューヨークのワールドトレードセンターや幕張メッセの手掛けた、槇文彦氏が設計を手掛けており、
“芝浦運河、日の出桟橋を介して東京湾を一望するこの敷地に建設される二棟の超高層は東京のどこにもない壮大な景観を享受し得るに違いない“とのコメントを残されており、今からワクワクが止まらない開発です。
--- ③東京三田再開発プロジェクト---
田町駅と高輪ゲートウェイ駅の中間地点の
札の辻交差点で行われている、大規模再開発。
住友不動産が手掛けており、オフィス棟1棟、マンション3棟が建設予定で、最も高いものは44階に及ぶとされています。
この開発の札の辻交差点を挟んで向かい側には、札の辻スクエアが2022年4月1日に開業、港区立三田図書館が移転され利便性がぐんと向上しています。札の辻スクエアには、スーパーの「オーケー 札の辻店」が2023年5月10日に開業予定となっており、更に活気あふれるエリアになること間違いありません。
--- ④TTMプロジェクト ---
田町駅前、第一京浜と日比谷通りの交わるエリアでの再開発。田町駅から徒歩2分、三田駅直結という最高のロケーション。三菱地所マネジメントのもと大規模な開発が進捗中です。2023年上半期に竣工予定、完成が待ちきれませんね。
--- ⑤高輪ゲートウェイ ---
2020年に、実に49年ぶりのJR山手線の新駅となる高輪ゲートウェイ駅が開業しました。
高輪ゲートウェイの開発がどれだけすごいのかということは、
高輪ゲートウェイに人生をかけている
「世界最速で日経新聞を解説する男」も常々発信をしていますが、
品川~高輪ゲートウェイ一体再開発に投下される総工費は約5,000億円。
2020年に開業した駅部分は、192億円と総工費のわずかに4%程度。
高輪ゲートウェイ全街区竣工は2025年を予定しており、田町と隣接するエリアに日本で最高の開発が入るということには、ワクワクせずにはいられません。
品川-大阪を1時間7分で結ぶ夢のリニア計画も2037年に無事完工すれば、より活気づくことが期待されます。
--- ⑥JR羽田空港アクセス線計画 ---
JR東日本は、東京駅方面と結ぶ「東山手ルート」、新宿駅方面と結ぶ「西山手ルート」、新木場駅方面の「臨海部ルート」の3ルートを整備し都心部と羽田空港を直結させる、
羽田空港アクセス線計画を立てています。
2021年1月20日に、JR東日本は、東京駅とつながる東山手ルートの鉄道事業許可を取得。2022年度ごろの着工を目指すと発表。
投資規模は約3,000億円。これが仮に田町近辺を停車駅とするのであれば、田町の利便性はますます向上することになります。
当初の見込みから遅れたものの、2023年4月4日には、JR東日本が正式に工事の着工を公表しました。完成すると東京駅から羽田空港まで乗換なしで18分で行けるようになるとか。2031年度ごろの開業が目指されています。
--- ⑦東京工業大学田町キャンパス再開発 ---
田町駅前の東工大付属高校の移転、跡地にNTT都市開発・鹿島建設・JR東日本・東急不動産でプロジェクトを組んだ、地上36階建ての大規模再開発が発表されました。
2032年4月頃のグランドオープンを予定。
東工大はこれにより「田町駅前という立地を活かし、大学間・産学官・国際連携のためのスペースを確保することにより、社会連携・国際化等の拠点とする」としており、田町のますますの活性化が期待されます。
--- ⑧おまけ:隣街・浜松町の物凄い再開発 ---
山手線で田町駅のひと駅隣、浜松町でも物凄い再開発が行われています。
2020年9月にはソフトバンクが本社機能を移した「東京ポートシティ竹芝」が開業したことが話題となりました。
その浜松町では、現在、国内における過去、最も高い超高層ビルの解体工事といわれている「世界貿易センタービル」の建替工事が実施されています。2027年12月の街区全体竣工が予定されており、田町は隣駅の高輪ゲートウェイと浜松町の再開発と合わせ、周辺一体の価値向上が多いに期待されています。
まとめ:田町の再開発年表とMAP
年表にしてみると2037年まで20年弱に渡り、
MAPで可視化してみるとえげつない規模で、
田町周辺では再開発が行われる事が判ります。
繰り返しますが、投資の基本は、成長するものへ投資です。
「#再開発えぐい田町」の価値はこれからもどんどん上がっていきます。
田町という街は、現在価値と将来価値、
いずれもが非常に高いという点で、
人生で一番貴重な「時間」を投資するに十分に値する街であると、私は考えています。
外部環境も、新コロ対応金融緩和によりカネの価値が下がり、不動産などの価値が上がっていく環境(解説は👉コチラ)であり、
投資をするには早いに越したことはないという状況でもあります。
投資をしない間にどんどんカネの価値は下がり
相対的に株や不動産の価値がどんどん上がる。
とは言え、比較検討はとても大事。
物件選びは比較検討がすべてといっても過言ではないので、
少しでも、「田町、いいんじゃないか?」と思った方は、
以下のnoteで田町の中古マンション・中古不動産の相場を公開していますので、物件検討の参考にしていただけると嬉しいです。
田町で中古不動産・中古マンション購入のご相談は、InstagramのDMで対応させていただきます。気になる田町の物件の周辺環境なども個別に回答できますので、お気軽にどうぞ!
*不動産業者でも仲介でもないので、一切コストは発生しません
田町おじさん