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「エライ人の言うことは聞いとけ」の真相

私がnoteでも初めてみようかと思ったのは、
何を隠そう、人に勧められたからに他ならない。

私は空気を読まない。というか読めない。
周りに合わせる、なんて高等テクニックは持ち合わせていないし
自分の道を突き進むゴーイングマイウェイタイプではあるが
ともかく人の言うことはよく聞く。
それはもう、真面目に聞く。

しかし、聞く相手は「エライ人」に限られる。

「エライ人」というと
地位が高いとか、
年齢が自分より上であるとか、
クレジットカードがブラックであるとか、
色々な判断基準があると思うが
私の場合の「エライ人」というのはそういうものではない。

エライ人の判断基準はただ一つ。

「私から見て、すげーことしてる人」

これだけである。

私から見てすげーことしてる、
という人って結構多い。

私は基本的に体力もなく怠惰で、
子どもとままごとするより
ドーナツ食ってソファーで寝転んで漫画を読みふける方が
圧倒的に幸せなタイプだ。

朝はなるべく遅く起きたいし、
アラームとかかけたくないし、
学校や会社なんかの集団生活なんてまっぴらごめん。

そんな私から見て、
毎日7時に上機嫌で起きる息子は「すげーことしてる人」だし、
毎日アラームをかけて起床する夫は「すげーことしてる人」だし、
毎日元気に保育園に通う娘もまた「すげーことしてる人」だ。
私の周りにはすげー人ばかりで困ってしまう。

そんなすげー人に囲まれている私は
基本的に周りの人はみんなエライと思っているので、
その方々のアドバイスは
とりあえず聞いて一度やってみる
を徹底している。

何度かやってできなかったものは潔く捨てるが、
意外とやってみると楽しくなって続くものもある。
その中で自分の能力が開花することだってあるし、
人に存外に喜ばれて「ええ気分」になることだって大いにある。

私が今やっている仕事も、
「人に勧められてなんとなくやってみたら」
「案外できて」
「人にめっちゃ喜ばれて」
「調子乗って続けている」
の連鎖反応でここまで走ってきた。

そして仕事関連でたくさんの人と話をする機会を得て、
その中で何度も出てきたのが

「たまちゃん、noteはしないの?」

という言葉だった。

私は主にFacebookで駄文を垂れ流している。
自分自身の頭の整理のため
自分自身の文章を愛でるためだけに書いていたのだが
何故か思ったよりも評価を頂いているようで

「この文章、Facebookだけじゃもったいないよ」

という有難いご助言を頂くようになった。

んじゃFacebookの文章を転載でもしてみようか、
というタイミングでnoteというプラットフォームをご紹介頂き、

登録が面倒だという理由で1ヶ月ほど寝かせた後
(早くやれ)

ふとやる気になって登録を済ませ、
今こんな駄文を書いている。

私はエライ人の言うことは真面目に聞くが
行動はちょっと遅い。
そういうところもカワイイと
前向きに捉えていきたいところだ。

さて、
エライ人が敷いてくれたこの「note」というレールは
果たして私に何をもたらしてくれるのだろうか。

挑戦は始まったばかりである。

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