文章力とは◯◯する力のことだ！

皆さんは

「文章力」

と聞いて
どんな力を思い浮かべますか？

正しく日本語を使える力。
自分の気持ちをそのまま言葉にする力。
相手に情報をきちんと伝える力。

そんな力を思い浮かべる人が
多いのではないでしょうか？

これ、
もちろん不正解ではないのですが。

私は長らく作文教室をやっていて
「文章力」というものと向き合ってきて、

一つ確信していることがあります。

それは

文章力とは
「こじつける」力である

ということです。

文章を書く、
特に大人になってから文章を書くとき、

それは大体が

「自分の主張を相手に伝える」

という目的を持って行われます。

例えば、
子どもが欲しいおもちゃを親にねだるとき。

だって◯◯ちゃんも持ってるから
これ買ってくれたら勉強頑張るから
これがあれば友達と仲良くできるから

なんて色々な理由をつけて
あの手この手でねだりますよね。

でも、
よくよく考えてみるとね、

おもちゃを買うことと、

◯◯ちゃんも持ってるとか、
勉強を頑張るとか、
友達と仲良くできるとか、

全然関係ないですよね？笑

でも、
そこに因果関係があるかのように言って
相手を説得する。

これが私の言う

「こじつけ」力です。

この力こそが文章力の基礎で、

一見すると全然関係のない事柄や
自分の過去の経験を引っ張ってきて、

主題につながるように話を持っていく。

これができる人は、

例え
正しい日本語が使えてなかろうが、
難しい言葉を知らなかろうが、

説得力のある文章を書くことができます。

文章力を鍛えるならまずは

「こじつけ」力から。

あなたはどれだけこじつけられますか？

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