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「文章を書く練習がしたいけど、
今日も忙しくて何もできなかった…」

文章を書くのが上手になりたくて、
たくさん書いて
たくさん本を読んで
たくさんテクニックを吸収して

どんどん上達していきたいのに

仕事も家のこともやっていたら
何もできずに毎日が過ぎていって、

「またできなかった…」

と落ち込んでしまう、

というご相談をいただきました。


いやぁ、これすごく分かる…!!


私は作文の先生だけでなく、
実は起業している方向けの
ビジネスコンサルタントとしても活動しているのですが、

その中で
経営の仕組みだったり
お客様を集めるための
セールスライティングの技法だったり
マーケティングだったり、

たくさんの知識をお伝えできるように
たくさん勉強し「たい」!!!

と常々思っているのですが、


普段の業務で時間は過ぎ、

2歳・4歳の2児の母でもある私は
子どもを追いかけ回して時間が過ぎ、

お迎えと洗濯とご飯とお風呂と…


「ってなんでもう夜なの?!?!」


と、子どもを寝かしつけながら
毎日びっくりしています。


時間が過ぎるのって本当に早い!

やりたいことができなかった、
ってよくありますよね。


でもこれ、

「文章の勉強」

であれば
忙しくてもできる方法があるんです。


そもそも

「上手な文章」

ってどんな文章でしょうか?


難しい言葉を使いこなしている文章?
豊かな表現力がある文章?
その人だけのセンスあふれる文章?


そうではありません。

人生経験豊富で
とても物知りな人が文章が上手とは限らないし、

そんな大人よりも
小学生の子の方が
とても上手な文章を書いたりもします。


文章が上手・下手は
知っている言葉の数や質、
表現力やセンスでは決まりません。


では何が必要か?

ズバリ


「具体的に書く力」

です。


具体的に書く力というのは
言い換えると

「細かい情報まで書く力」

となります。


文章を読む人というのは

その文章から何かしらの
情報が欲しくて読んでいるわけです。

だから
欲しい情報が事細かに書いてあると

「読んでよかった!
説明が上手な"良い文章”だなぁ!」

となるわけです。


と、いうことは、

"情報を細かく把握するクセ”

をつけることができていれば
おのずと

”具体的に書く力”

というのは伸びていきます。


だから何も
文章を書いたり読んだりしなくても

仕事中にチラリと聞いた話や
通勤中に起こった出来事など


「あれって、何でそんなことになったんだろう…?」

起こった理由を考えてみるようにしたり


「あの時起こったことを子どもに説明するとしたら、
どんな例え話を使って話せるだろう…?」


”似たような別の事象”
を考えてみたり。


そうやって
一つの出来事を色々な角度から
深く考える時間を

1分でいいから取ってみる。


トイレに立った時とか、
お風呂でシャワーを浴びている時とか、

そういう隙間の時間に
ちょっと考えてみる。


それだけで

「物事を細かく把握する力」

が鍛えられますから、
そうすると比例して

「細かい情報まで書く力」

も伸びていく。


文章力の正体は
「その人の思考回路の鮮明さ」です。

あなたも思考回路を鮮明にして
文章上手に近づいていきましょう!




TAMA作文教室

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文章力を基礎から鍛え上げるので、試験が終わってもキャリアに役立つ能力を身につけられます。


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