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小論文試験、最大の難関。

文字数。


前回、
規定文字数まで届かない〜!
という方に向けて、

文章を長く書く方法を
お伝えしましたが、


今回はその逆。

文字数をどうやって短くするか?
についてお話します。


文章って、
長く書けるようになると
際限なく長く書けるようになるので笑、

「どうやって短くしよう…」

と悩むのは
文章中級者あるある。


という私も、
自分の文章を規定文字数に縮めるために
あれこれ悩むことも多いですし、

生徒さんの文章を縮めるために
あれこれ試行錯誤することも多いです。


縮めるための方法は色々あるのですが、
その中でも一番の基本になるのが


"同じことを繰り返し書いているところを削る”


というものです。


例えば、
こんな文章があったとしましょう。

私は昨日、公園に行きました。
公園に行ったら、友達にあうことができました。
会った友達とは久しぶりだったので、たくさんお話しました。

これ、
同じ話が何度も出てきているの
分かりましたか?

私は昨日、公園に行きました
公園に行ったら、友達に会うことができました。

公園に行ったら、友達にあうことができました
会った友達とは久しぶりだったので、たくさんお話しました。

太字になっているところが
情報が被ってしまっています。

これが、

「同じ話が何度も出てきている」

という状態です。


これを解消すれば文章は短くなりますので、
被っている部分を消していくわけです。

適当に被っている文章を消すと、

私は昨日、公園に行きました。
友達にあうことができました。
久しぶりだったので、たくさんお話しました。

とりあえず被っている部分だけを
機械的に消すとこんな感じです。

これを読みやすくなるように調整すると

私は昨日、公園で友達にあうことができました。
久しぶりだったので、たくさんお話しました。

ぐらいに縮めることができます。


こうやって縮めると、
主題が分かりやすくなって読みやすくなり、

文章も短くなるし、

読者には優しい文章になるし、

一石二鳥!!


ぜひ文章を縮めたい時は

「同じこと2回書いてるところはないかな?」

と探してみてくださいね!




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