【昇進試験】できる社員風に魅せる文章術
「出世欲とか特になくて、
基本的に平社員でのんびり働きたいなって思っているんですけど…
でも、昇進試験を受けないといけなくて。
上司から受けるように言われてしまって。
働く以上、
やる気のないところは見せられないけど
そこまで熱心に仕事に取り組んでいるわけでもない。
熱意を持っていますっていう
アピールが全然できなくて困っています…」
こちら、
実は作文教室でよく聞く話。
みなさん、
本当にお疲れ様ですし
本当によく頑張っておられると思います。
受けたくない試験のためでも、
何とかしたいと私に相談してくれる。
それだけで十分、
熱意は持っておられますので大丈夫。
そしてそんなあなたに朗報です。
実は
「実際に熱意を持って働いてなくても
熱意があるように書くことはできる!」
今持っているエピソードだけで
まるで熱意を持ってバリバリ仕事をしている
「デキる社員」
のように見える文章が書けるんです。
そのためには
まずは情報収集が大切です。
あなたの会社の上司や試験官は
どんな人材を求めているのでしょうか?
問題解決ができる人ですか?
コミュニケーションスキルの高い人ですか?
これ、
意外と会社ごとに異なりますし、
何なら部署ごとで違ったりもするので
しっかりリサーチしてください。
そこのリサーチが済んだら、
あとは「求める人材像」に当てはまりそうな
自分の過去の経験を探します。
会社が
「問題解決ができる人」
を求めているなら、
自分が
「問題解決をした!」
というエピソードが何かないか考えてみる。
このとき、
自分の中でエピソードのハードルを下げることが
とても大切です。
「こんなこと誰でもできるし、
アピールになるようなエピソードじゃないな〜」
そう思うぐらいの
小さなエピソードでOK。
どれだけ小さくて大したことのないエピソードでも
その経験を具体的に書いて
その経験を通じて
自分が何を感じ、
どう行動し、
何を学び取ったのか?
そこをクリアに伝わるようにすれば
十分、相手に刺さる文章にすることができます。
重要なのは
エピソードの凄さではなく、
相手が求めるエピソードを
相手が求める形で出せているか?
なのです。
昇進試験の文章を考える際は
「出題者は何を求めているのか?」
考えるようにしてくださいね!
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文章力を基礎から鍛え上げるので、試験が終わってもキャリアに役立つ能力を身につけられます。
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