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日常ブログ #18サイン






こんにちは。

実は先日、このブログを始めてから半年の記念日を迎えました。

ありがとうございます。

横文字にするとハーフアニバーサリー。

日本語でも英語でもありがたみの重さは変わりませんが、
三日坊主日本代表候補である私がここまで続けてこられたのも、
記事を読んでくださる皆様のおかげだと思っています。
今後も楽しくゆるゆるぼちぼちと続けていけたらと思っております。

半年記念なんてちゃっちいとか、
めんどくさい恋人みたいとか思わないでください。
お願いします。

この機会に感謝をお伝えしたいと思い、この記事を書きました。

今後ともどうぞよろしくお願いします。


ではまた次回!







流石にこれじゃあ短すぎるかなと思ったのでもうちょっと書き足そうと思う。
別に皆様への感謝だけでは記事が弱いと判断したわけではないので安心していただきたい。
超ヘビー級の感謝の思いを冒頭に全振りしてしたためただけである。
ただ、半年も経つとこういう遊びも思いつくようになりましたよ、という、つまりそういうことだ。

記事のタイトルにもあるように、ブログ開設半年を記念して私のサインを作りました。
それを今回、特別に公開したいと思います。

ありがとうございます。

それがこちらです。


サイン


いかがだろうか。
何とも言えない微妙な気持ちになったのではないだろうか。
ニコちゃんマークも微妙な表情をしているし。


正直言ってサインの方が半年の話題より圧倒的に弱い。何なら恥ずかしい。痛いなんて私が一番思っている。
でもブログには書く。四の五の言ってもいられない。ブログを運営するというのはそういうことなのである。

かっこつけた建前は置いておいて、
本音は何かしらの記念に便乗してでじゃないと話題として出せないな、と考えたのである。
かなり消極的な動機でこの記事を書き始めたのだが、もう既に後悔している。
公開だけに。

ただこれだけは言わせて欲しいのが、
別に半年だウェーイ!サイン作っちゃうぞ!という浮かれた気持ちでサインを作ったわけじゃないんだからね、ということである。

これは半ば渋々、作る必要があって作ったのである。


というのも、このお盆シーズンに帰省をした際、
親戚や地元でお世話になった方に久々に会う機会が多くあった。
その中で、私が小学生の頃にお世話になっていた学童の先生方にお会いしたのだが、
大学で頑張っていますということを伝えたくて、私の作品が掲載された学科の戯曲集『DRAMA21 第26号』を持参したのである。

『DRAMA21 第26号』についての詳しい情報はこちらの記事からどうぞ。↓


大学でこんなことを勉強しています、こんなことに挑戦していますと、そんなことを伝えたかった。ただそれだけだった。
しかし、そこで予想だにしないことが起きてしまった。
なんとその場でサインを要求されたのである。

本来であれば、これは本当にありがたくて光栄なことである。
先生のご厚意には心から感謝している。
しかし、最低なことに私がサインを書くための準備というものを全くせずにのこのこと先生を尋ねに行ってしまったのである。
サインを書く準備というのは、「署名をするという心構え」「綺麗な字」「自信」そして何より「きちんとしたサインの設定」の4つのことである。
これらが万全の状態でなければ良いサインは書けないはずなのだが、
その時の私は何一つ準備が整っていない上に、思いも寄らない事態に狼狽えていた。
サインなんてお金持ちの有名人になってから書くものだとばかり考えていた。
私の考えの浅さと不測の事態への対応力の低さを露呈させつつも必死に考えた結果、シンプルに自分の名前を書くことに決めた。
どっちにしろそうするしかない。デザインしたおしゃれなサインなんてないんだから。
これまでの感謝と決意を込めて、精一杯名前を書こうと、そんな気持ちでペンを握った。

ところが、これがまた自分でもおかしくなってしまうくらい字が下手だった。
何を隠そう、星の数ほどある私のコンプレックスの内でもかなりの上位にランクインするものが、字なのである。
大人になれば全てが自動的に上達すると思い込み何もかもを怠けた小学生時代を過ごした結果、
逆上がりもできない、折り紙も折れない、綺麗に字も書けないという何のステータスもない残念な大人に成長してしまったのである。
どうしてあの時もう少し丁寧に漢字ドリルに取り組まなかったのか、
今でも心底悔やまれてならない。
丁寧に書こうとすればするほど、力んでへにょへにょした変な字になる。
勢いとリズムで書こうとすると、ひたすら雑になる。
大人になって字が汚いと本当に恥ずかしい。その上情けない。
何かこんなことを子供の頃によく言われて叱られていたような気がするが、まさかこんなに恥ずかしいとは思わなかった。
もっと切実に言ってくれたら危機感で綺麗に字を書くよう少しは努力したかもしれないのに。
無念である。

責任転嫁もそこそこにして、とにかく先生にお渡しした冊子の表紙に書いたサインは100点満点中0点がついてもおかしくない出来栄えだったと、自分ではそう思っている。
書いていて何だかとても申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
横で見ていた母は終始「ひどいねぇ」を連呼していた。
そうしてその日の夜、私、母、姉の3人によりサインについての重役会議が行われたのである。
ローマ字で書くパターン、「たまみ」と3文字で書くパターン、末尾に☆をつけるパターン、様々な案が出された。
活発な議論の末、最終的に縦書きで「たま」、まの丸の中にニコちゃんマーク、まの横棒を長く伸ばしてその下に日付、というこのパターンに決定された。

このサインについて思うのは、字が汚いことがコンプレックスなのに何故ガッツリひらがなを書くようなサインにしてしまったのか、ということである。
今の今まで気がつかなかった。
「ま」の部分は色々と小細工があるが、「た」はただの「た」である。
普通に「た」だ。
普通の「た」は普通に下手だ。
自分の名前すら上手に書けない。
私ってこんなに出来ないんだ。
せめて改善の努力くらいはしなければ。
このサインを見ているとこういった危機感と向上心が湧き上がってくる。
そういう意味では、筆者に影響を与えてくれる良いサインなのかもしれない。

不出来すぎるサインではあるが、とりあえず今はこれでいってみようと思う。
デザインしてもあんまりおしゃれじゃないというのが、何だか自分らしくて愛着も湧いてくる。
とはいえ、今のところは深夜に自分の部屋で一人自分のサインを色紙に書いて写真を撮ってブログを書くくらいしか出番はないのだが。


いつかこのサインをバンバン書いてバンバン出回らせて、
加藤先生のサインダサいで知名度が上がるくらいビッグになれるよう頑張ろうと思う。



何はともあれ、今後も当ブログをよろしくお願いいたします。




いつもありがとうございます。


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タマ
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