多摩美術大学図書館
蔵書検索のコツ
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蔵書検索のコツ

多摩美術大学図書館

図書館にある本を検索することを蔵書検索と言います。
特定の本のタイトルやキーワードで検索することで、探している本が図書館にあるかネット上で調べることができます。資料の詳細画面には、資料の置いてある場所や目次、本の大きさまで記載されていますので、調べものや資料を探す際の参考になります。

この蔵書検索のシステムのことを、専門用語でOPAC(オパック、オーパック)と言います。

多摩美図書館のウェブサイトでは、トップ画面上部にある検索窓にキーワードを入力することで蔵書検索をすることができます。

PC画面
スマホ画面

スペースを開けて複数のキーワードを入れることも可能です。インターネットで検索する時もだいたいこのようにしますよね。

以下の動画では、資料を検索するときの流れや予約について簡単に説明していますので、参考にしてみてください。(予約をするにはマイライブラリにログインする必要があります。)


簡単な検索については、インターネットでの検索に慣れているみなさんなら問題なくできると思うのですが、OPACでの蔵書検索はコツをつかむとより的確・迅速に資料を探すことができるのです。
この記事ではそのコツを詳しく説明していきます。

検索結果の絞り込み

単純にキーワードを入れて検索すると、検索結果が膨大な数になってしまい、目的の資料になかなかたどり着けないということもあるかと思います。

例えば『岡本太郎』と入力して検索してみましょう。

すると、検索結果は216件と出てきます。
最初はおすすめ順で並んでいますが、右上の「並び順」で出版年やタイトル順に並び方を変えることも可能です。
ただ、216件を全て見ていって必要な資料を探し出すのは骨が折れますよね。

そこで活躍するのが絞り込みの機能です。
PCでは画面左側、スマホでは上部右上に表示されています。

PC画面
スマホ画面

この機能を使うと、資料の種類や所蔵館、出版年などで検索結果を絞り込むことが可能です。
例えばこの「岡本太郎」の検索結果で、八王子図書館にある2013年以降に出版された図書だけに絞り込んでみると、43件まで減らすことができました。
43件くらいなら、全て目を通して必要な資料を探すこともできそうです。

自分の目的に合わせて、この絞り込みの機能を活用してみてください。

詳細検索

特定の本を探している場合は詳細検索から検索すると早い場合があります。詳細検索の画面では、絞り込みにあるような項目を最初から限定して検索することが可能です。

特定の資料を探しているけどタイトルだけでは絞り込めそうにない場合、この詳細検索の画面で最初から出版社や著者名、ISBNなどを入力して検索すると素早く目的の資料にたどり着くことができます。

また、すぐに手に取って見たい場合は所在を自分のキャンパスの図書館に絞り込んだり、最近出版された資料のみ探したい場合は出版年を絞り込んだり、目的に合わせた使い方が可能です。

カテゴリ検索

意外と見落としがちなカテゴリ検索についてご紹介します。
カテゴリ検索とは、あらかじめキーワードや種類ごとに検索結果をまとめてあるページのことです。

ウェブサイトトップ画面の以下の場所からアクセスできます。

PC画面
スマホ画面

カテゴリ検索のページを開くと、以下のようなリストが出てきます。

新着資料や購読している雑誌のリスト、八王子図書館2階の丸テーブルで開催している企画展示で紹介した資料のリストなどがまとめてありますが、特にみなさんに活用していただきたいのが学科推薦図書リストです。

学科推薦図書リストでは、それぞれの学科や専攻の先生達が学生のみなさんに推薦している図書をまとめてあります。
自分の専攻している分野の知識を深めるために、あるいは他学科の分野について知りたいけどどのように勉強したらいいかわからない時に…ぜひこのリストを参考にしてみてください。
(まだ掲載されていない学科もありますが、定期的に更新していますので時折チェックしてみていただければと思います。)

キーワードのコツ

以下は少し発展的な内容となりますが、検索する際に入力するキーワードについてご説明します。

件名

資料の詳細ページを見てみると「件名」という項目があり、なんだろう?と思うかもしれません。詳細検索の検索項目にもあるこの件名ですが、特定の分野や人に関する資料を探すときに活躍します。

例えばパッケージデザインについての資料を探しているという場合、そのまま「パッケージデザイン」と入力して検索しても、『箱の本』という本は出てきません。タイトルにパッケージデザインという単語が入っていないからです。
このような場合に手がかりとなるのが件名です。

件名は日常で使われている言葉から別の言葉に言い換えられているものもあります。例えばパッケージデザインの場合、件名では「包装」という言葉が使われています。
その他にも件名で使われている言葉には以下のようなものがあります。

件名で使われている言葉の一例

とはいえ、これを全部覚えておくのは難しいですよね。
まずは思いつくキーワードで検索し、探している内容に近い資料を見つけたらその資料に使われている件名で検索してみるというのがおすすめです。

先程の『箱の本』の詳細画面では、以下の位置に件名が記載されています。

外国人の名前

外国人のアーティストについての資料を探しているという場合、カタカナで名前を入力して検索する人が多いかもしれません。
日本語の資料はこれでいくつかヒットするかもしれませんが、図書館には洋書も多くあります。また、上記で説明した件名も、人物名は原綴り(アルファベットの元々の綴り)で登録されています。

例えば彫刻家のジャコメッティに関する資料について検索してみましょう。
まずカタカナで検索してみます。

全部で42件の結果がヒットしました。

今度はアルファベットで「Giacometti」と入力して検索してみます。

すると今度は174件の結果がヒットしました。

ジャコメッティの場合はジャコメティと表記する場合もあるなど、外国人の名前はカタカナ表記にばらつきが生じることがあります。こういった場合の検索漏れを防ぐためにも、原綴りで検索することは有効なのです。

原綴りで多くの検索結果を出してから絞り込みを行う、といった手順で検索するのがおすすめです。


ここまで、蔵書検索について長々とご説明しましたが、何度も検索して自分でコツをつかんでいくのが一番だと思います。図書館を利用しながら興味のある事柄についてたくさん検索して、自分に合った効率的なやり方を見つけてみてください。

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