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【前編】ELVES Falath EVO【自宅バラ完】

はじめに

最近かなり話題になっているELVES bikesのエアロモデルであるFalath EVOを購入しました。購入までの流れや、組んでみた・乗ってみた感想を書いていきたいと思います。

長めの内容となるため前後編に分け、以下に目次を配置します。気になる見出しにジャンプして見ていただき、何かの参考になれば幸いです。
前編となる本記事では、購入決定から到着までの流れについて記載しています。


購入までの流れ

フレーム選択

まずは当然ですがフレームを決めます。私は主に平地(荒川)を走ることが多いため、エアロフレームであるFalath EVOを選択しました。
Vanyar PROとも迷いましたが、少し前に流行ったイカニモ系のエアロに振り切ったデザインにやられました。
後述するカスタムペイントにも対応しており、かつ価格が¥155,100(2023/11購入当時)という点も大きな魅力でした。以前もCanyonやGIANTといった所謂高コスパなメーカーを選択してきましたが、それと比較しても非常に安いです。

サイズに関しては私自身が167cmと男性としては小柄なためかなり迷いました。S-46とM-49が候補にありましたが、S-46を選択しました。股下が68cmなので、シートチューブが490mmのM-49ではシートポストがほとんど出ないと判断してサイズを決定しました。
なお、決定に際しては過去に乗ったバイクとも比較を行いました。メーカーサイトは新モデルが出るとジオメトリ表が消えてしまうことが多いため、こういったデータを残しておいて良かったと感じました。私は無料で使用できるGoogle Spread Sheet上に記録して参照できるようにしています。

所有してきたバイクのジオメトリ

カスタムペイント

ELVESの大きな特徴としては、カスタムペイントがかなり柔軟かつアップチャージが基本的に発生しないことが挙げられます。私も今回カスタムペイントでオーダーをしました。

オーダーにあたっての詳しい制約はELVES公式から記事が出ていますので詳しくはそちらを見ていただきたいのですが、主な内容を引用すると以下の通りです。

▽カスタムオーダーの納期は通常より数週間多く掛かります。(単色や簡単なものは早いです)
▽デザインは複雑でないものに限ります サンプル画像等をご参考下さい。 ▽使用出来るカラーはELVESペイントカラーコレクションのうち2色までに限ります。(デカールロゴの色はシルバー、白、黒が選べます) また、既存3色デザインのものですと、3色可能な場合がございます。
▽色毎に下地を塗るため、色が増えると重量が増します。また層が増えますので割れや崩れやすくなりますので、多色塗装は行えません

ELVESBIKEJAPANカスタムペイント(無料)について

デザインについては公式サイトから飛ぶことができるカスタムペイント3Dアプリを使用してデザインを出力、もしくは既存/新規のパターンとカラー表からカラーを指定した独自のデザイン画を作成します。作成したデザインはメールで送るか、X(旧Twitter)のアカウントInstagramアカウントへのDMで送ることによって対応可能か確認してもらえます。

問題ないデザインであれば、ELVES側のフォーマットに沿った以下のようなデザイン画を返してくれます。購入フレームがFalath EVOだったため、アプリで確認できたものと同じデザインが返ってきました。

戻されたデザイン画

記事にするために消していますが、本来は一意なIDとメールアドレス(もしくはアカウント名)が記載されているため、オーダー時に備考欄へ入力することで指定したデザインで作成してくれます。
今回はパターンが"EP-004"、カラーがPiano BlackとNebula、ロゴカラーはBlackで指定しています。黒ボディに黒ロゴだったので「ロゴほとんど見えないけど大丈夫?」と別途確認されました。ちなみにノンロゴでの作成はできないとのことです。

その他パーツの購入

Falath EVOフレームと合わせて一体型ハンドルOROME AeroEvoも購入しました。トップチューブとの合わせやケーブル内装を考えるとこの選択が楽かと思います。
体格に合わせて380mm/110mmを選択しましたが、フレームサイズを考えると400mmにある120mmや130mmを選択したかったのが本音です。

後述しますが今回はリムブレーキ車からの乗り換えとなるため、ホイールも同時に購入しました。人気が高いOROME VALAR TH50Dを選択しました。
リムハイトが異なるモデルやDT Swiss製ハブを搭載したモデルもありますが、元々使用していたホイールが50mmハイトであり、コストパフォーマンスも考えて本モデルを選択しました。

ハンドルやホイールについては、フレームとの同時購入より別で購入した方が早く発送されるとのことで、別フレームでとりあえず使用したいような場合は注文を分けたほうがよいかもしれません。

注文詳細

注文完了から到着まで

メールでのやりとりについて

注文が完了した数日後、カスタムペイントの場合は再度デザインの確認と、発送先住所の確認メールが届きます。英語で届きますが、日本語でも英語でも返信可能です。

誤った内容があれば修正できるようになっているのですが、今回は住所の一部に誤りがあったため修正しました。正しく入力したつもりではあったのですが、Paypalの支払い情報に記載されている住所との連携(国別の区画ID?)で問題があるように見受けられます。埼玉県在住なのですが、何故か愛知になっていました。

到着するまで

確認完了後は制作と発送に進みますが、注文完了から到着までの時間経過は以下の通りでした。
(noteの表ってなんでフォント固定なの…)

$$
\begin{array}{|l:l|} \hline
2023/11/08 & 注文完了 \\ \hline
2023/11/13 & 注文後の流れについての連絡\\ \hline
2023/11/14 & デザインについての一次確認(前述の黒黒カラー) \\ \hline
2023/11/17 & デザインについての二次確認および発送先住所確認 \\ \hline
2024/01/05 & 完成および発送連絡 \\ \hline
2024/01/08 & 中国国内移動開始(Hongkong Post) \\ \hline
2024/01/09 & 香港から日本へ移動開始 \\ \hline
2024/01/11 & 日本国内移動開始(Japan Post) \\ \hline
2024/01/12 & 到着 \\ \hline
\end{array}
$$

大体2ヶ月ほどで手元に届きました。カスタムペイントだと考えると(テンプレートから作成してはいますが)かなり早いと感じました。
SNSなどを見ていると日本国内だけでも相当数の注文を受けているように見えるため、フル稼働しているのでは…。

ちなみにホイールには製造日付きのWarranty Cardが添えられていましたが、2023/12/26製造の記載がありました。

完成連絡として送られてくるフレーム写真
送られてきた箱 ブランド別で専用のデザインという衝撃

前編まとめ

本記事では、購入時の決めから商品到着までの流れについて記載しました。
後編については組み上げにおける注意点や実際にかかった費用などについて紹介します。
あわせてそちらも読んでいただくと、バラ完で組む際の参考になるかと思います。

後編はこちら


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