ザンビアに着いた!
書きかけですが気づけば今年もあと3日しかないことにさっき気づいたので、少しずつ放出していきます。
Part1はポップに Let's go!
🇿🇲 ザンビアの基本情報 ☀️
はるか遠くアフリカの土地、
ザンビア共和国に私は今年の8月に降り立った。
ザンビアは赤道よりも下に
位置している海のない内陸国だ。
🌞 天気
私がザンビアを訪れたのは8月で、
現地の季節は乾季(冬)。冬といっても、日中は半袖で過ごせてるくらいの涼しさで、乾燥していて過ごしやすい。日本のジメジメとしたむさ苦しい夏から逃げてこられたから、ちょっとお得な気分だった。そして、乾季は雨季に比べてマラリアや感染症のリスクが低い。もし観光などで訪れる際は日本の夏休みシーズンがベストだと思う。
日本の6分の1くらい!
英語が公用語なのは元イギリス領だったから…!
ザンビアといえば銅!は高校地理でお馴染み。逆にそれしか知らなかった。ちなみに、外務省によると、人口の6割程度が農業に従事しているそう。
超ざっくりとした基本情報紹介ですが、いざ本編へ!
🏁 ザンビアに到着 🛫
降り立った空港は、
中国の援助で建てられた空港らしい。
どおりで、かなり綺麗で、でかい。
受付の数もいくつもあるのだが、便数は日本の国際空港に比べたらかなり少ない。その結果使われていない受け付けが過半数で、少ない便でやってくる人が降り立つタイミング以外は空港内はアナウンスも少なく閑散としている。
空港でスーツケースを手に取ると、Deet(昆虫などの忌避剤として使われる化合物のこと)30%超えの虫除けを身体中に噴きかける。
みんな蚊が媒介するマラリアの感染を恐れている。現地の人たちはマラリアに感染してもあまり重大な自体だと認識しないらしい。日本人で言うところのインフルにかかるくらいの感覚に近いだろうか。
免疫があるため症状が軽く、薬を飲めば治るのだそう。
とはいえ、三大感染症のマラリア。
重症化すると1日もしないうちに死に至る。
予防薬であるマラロンも全員飲んでいるから多少は安心しつつも、
私も虫除けして損はないと思い虫除けをつける。
Deetの匂いをぷんぷんにまとった一行はやっと空港から出る。
すると早速、スタンバイしていた現地の方達10人くらいが荷物を持つよと声をかけてくれる。
空港の駐車場でこんなにサービスをしてくれるのはザンビアの人は温かいなと思う。
周りに背の高いビルがないザンビアの空はどことなく広く感じて、雲の間から差し込んだ光がカーテンみたいに線を描いていて、綺麗に地に降りている。
車に荷物を乗せ終わると、先ほどの男性たちがちょっとまってと声をかけ、私たちに手を差し出して見つめてくる。
チップを要求されているのだ。さっきの荷物運びは日本で言うおもてなしの精神ではなく、お金をもっているアジア観光客を狙っていたのだとわかる。
ここはアフリカだ。
ここは、アフリカだ!!!笑
60ページ以上にわたる危機管理資料をみんなで考えながら作ってからここまで来たとはいえ、日本のような危機管理意識は通用しないぞ!と、自分を律しつつ、今回のチップは友人がいったん払ってくれた。
そして、空港からザンビアの首都ルサカの中心地に向けて走り出す!
初!アフリカドライブ!に、みんなドキドキ!!
🚗 ザンビアの町並み 🚥
空港の周りの道はコンクリートの舗装がされているため走りやすい。
中国の援助を受けてつくられた道は舗装されていても時々、車内がガタン!としてしまうことがある。そんな時には運転手の方が、
'Oh, sorry. This is Chinese Road! '
と、謝りながらもその道路の事情のことを説明してくれた。
ザンビアの道路の印象を画像と共に紹介します!
ーー・ーー 📸 ーー・ーー
まず目に留まるのは、おっきな看板たち!
清涼飲料水の広告も多く見かける。
都市部に住む人々も好んで飲んでいるのだろうか。
都市部では感染症より生活習慣病が問題になってきているのがアジア・アフリカの他の地域でも見られる流れ。
意外とちゃんと舗装されている道路!
かと思いきや急にガタガタ道だから油断は禁物!
左側通行、右ハンドルは日本と同じ!電車や路線バスが走っているところは見当たらない。それゆえ通勤ラッシュは車が渋滞する。
キオスク的な店、青果の露店が多いのだが、中心地では背の高くビルのような立派な建物、敷地の広い建物が目立っている。ザンビアが中国などの援助を受けてどんどん開発が進んでいっている様子が伺える。
道ゆく人は買い物とか収穫した野菜の販売とか、道路工事の仕事をしていて、生活の活気を生身で実感する。
一番驚いたことは、日本の中古車の多さだ。中古であってもまだまだ走れる性能の良さが評価され、現地の人には人気なのだそうだ。日本にいるとアフリカのことを身近に感じる機会はあんまり多くない。
強いて言うなら、コーヒーやチョコの名産地とかスマホに使われているレアメタルのことぐらいで、しかもそのことにあまり意識的に過ごしているわけではない。ザンビアにいたっては、銅の産出が多い!くらいの知識しかなかった。だけど、ザンビアの人は日本のことを知ってくれていて、日本のことを褒めてくれさえした。
その非対称性に自分たちが無知であることの申し訳なさや自分の充実した生活の背景にあるアフリカの人たちの労力に思いを馳せないことの罪悪感も感じたけど、単純に嬉しかった。
🪐 TIA 🌍
キャパシティギリギリの人数で車に乗り込む。こんな狭苦しくて動けない体勢で車に乗り込んだことはない。ガタガタ道で揺れればすぐ頭を窓ガラスに打ち付ける。(痛いけど石頭でよかった。)
フロントガラス越しに、トラックの荷台に8人くらいが座っている。
よく見たら、太鼓を叩いて呑気にみんなで謳っている。
リビングに行くと飼い猫がコウモリを殺して食べようとしていたらしく、
瀕死のコウモリを攻撃した後、すました顔で私の前を通り過ぎる。
信号待ちしていると頭に果物のカゴを乗せた女性がやってきて
セールを始める。
シャワーの水はチョロチョロで洗いにくい。
トイレにウォシュレットや音姫はない。
お皿を拭くタオルがないから濡れたままでも戸棚にしまう。
どれもこれもアフリカに来なければ出会わなかった風景。
このようなアフリカ特有の生活スタイルを私たちは、
”TIA : This Is Africa”
と呼んだ。
”TIA”というフレーズは、現地でお世話になった牧師さんに初日に教えてもらった。
「これが、相手(アフリカ)の文化や考え方なんだよ」とわざわざ説明しなくても、牧師さんが”TIA”といえば、みんなすぐにそういうもの・ことなのだと理解する。
現地で目にしたいろんな”TIA”に驚いたり、
逆に日本はどうなのって、お互いの国の文化を教えあったり、
日本人には理解し難い出来事に遭遇しても、
”TIA”だからしょうがないね〜と笑いながら、
不思議と相手との違いをすんなり受け入れられてしまう。
”TIA”は私たちにとっての『異』文化をそれが相手の当たり前のものとして、知って、認められるユーモアのあるフレーズだったなと思う。
ーー・ーー 📸 ーー・ーー
Part2へ続く…!
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