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日記 帰省する

2023年8月19日

今日は夫の実家に帰省している。
夫とは小・中学校の同級生だから、私にとっても地元である。

だが、帰省すると言ってもバスと電車で40分、トータル1時間もかからず到着してしまう。

到着して、ひとしきり近況報告などして、ビールを少々と三友居さんの瓢弁当などつつきながら四方山話がだらだらと続く。

今日のお持たせは、
三友居の瓢弁当
梅園のあんみつ。

高齢の義理の両親は最近、お持たせには「美味しい弁当がいい」と言うようになった。
義母はおもてなし料理から解放されたがっていたし、義父は会社勤めの頃の宴席で食べたような出汁の効いた洗練された食べ物を恋しがっていた。

高齢の両親ゆえ、サバサバと自分達の葬式についての話になる。
「家族葬だから、だいたい65万円位だから」
義理の母は豊かな資産があるがゆえに自信満々だが、果たして本当にそうなのだろうか。

私の両親はすでに他界している。
最後に母を看取ったとき、私は諸々のもんだいを抱えてジリ貧だった。
加えて、急に容態が変わって亡くなったのでなんの用意もなく、葬儀会社の選定にはホトホト困ってしまった。

誰もが一度はCMを見たことがあるような葬儀会社は、確かに基本料金は50万程度だったが、冬場でも荼毘に伏すまではドライアイスが絶対に必要になる。
ドライアイスはオプションで、1日10万円。
火葬場は高齢化に伴い絶賛大繁盛中だから、何日も待つ。
待つに伴い、1日10万円が飛んでいく。

ドライアイス代のオプションだけで、もう100万円は越すし、一番ショボい花をオプションで頼んでも7万円、もう家族葬もムリだとベソをかいていたら、個人経営の葬儀会社がもろもろコミコミで70万円でやってくれた。
仏陀さまは本当にいるのだと、しみじみ泣いた。

要は、家族葬というのはオプションを頼まないと成立しないシステムの葬儀会社が多い、ということなのだ。

夫も義理の両親もあんまりよくわかっていない気がした。
なんとなく、後味悪い気持ちのまま、私たちの帰省は終わったのである。

しかし、どうなのだろう?
いまの #家族葬の相場 って、トータルでいくらくらいなのやら…どなたか、教えて頂けないてしょうか?

よろしくお願いいたします!

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