日記 月曜夜のタコ焼き
2023年8月7日
週末から夏季長期休暇に入った私は、月曜日になっても盛大に浮かれポンチであった。
在宅ワークで朝からパソコン作業をしている夫を尻目に、昼過ぎまで寝て、起きたら何だか夏休みらしいと腹から思えるようなことがしたくてたまらない気分だった。
思いついたのが、タコ焼きを焼きまくって食べ、ビールを盛大に飲む。
これだ、これしかない。
善は急げと買い出しに出る。
しかし驚くのは、100円ショップの秀逸さで、スーパーに行かずともタコ焼きの材料が全て揃うではないか。
ウチから100メートルも行かないところにある100円ショップで買い物を済ますと、あとは最重要案件のタコだけをスーパーで買うことに。
モータリア産茹でダコ100gが430円。
300gは入れたいから1,200円超…えええぇ、タコってこんなに高騰していたのか!
買い出しが終わってみると、3,000円の出費である。
たかがタコ焼き、されどタコ焼きという時代なのだ。
大阪で暮らしていた頃に教えてもらったレシピをUSBから取り出して、最初はうまくいかなかったが、徐々に上手に焼けるようになり、まあるい綺麗で美味しいタコ焼きを頂くことができた。
だが、服も家も油の地獄。
なかなかの匂いだ。
しかも若き日とは違い、なかなか胃にもたれる。
明日を憂いながら、床に入った我ら中年夫婦であった。
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