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東川町手ぶらサイクルツアー検証①

■ひがしかわ町って?

「ひがしかわ町」は北海道のほぼ中心に位置し、旭川空港から僅か約7kmの好立地にありながら、旭岳を有する「大雪山国立公園」が町の約40%を占める、豊かな自然に恵まれた町です。

「3つのない(鉄道、国道、上水道)」が特徴で、北海道唯一上水道が無い町であり、住民は大雪山系の雪解け水からなる良質な湧き水と地下水で生活を営んでいます。ひがしかわのお米はもちろん、酒蔵やカフェ等の飲食店も、この水の恵みを受けています。

また、現人口は約8,000人ながら近年移住者が多く、年々人口増加していることでも注目されています。その魅力の根底にあるのが、町の行政です。

町のリーダである町長が何事にも積極的に取り組む姿勢を持っており、それが役所に浸透しています。

「できない理由を考えるのではなくまずはやってみる」

その姿勢がそのまま行動で示されている、とてもユニークな町です。これまでの町の歴史を辿っていただくと良くわかるのですが、今の「ひがしかわ」は、まさに「ひがしかわの人々」によって創造されており、観光資源もさることながら、その姿勢こそが町の一番の原動力となっています。

時期的な懸念がある状況下でしたが、そういう町だからこその取組みとして、再び人々を心から受け入れられる日のために今回の試みが実現しました。

■2021/9/5 day1
旭川空港〜サイクリング(就実の丘〜大雪山源水〜忠別湖親水広場)〜ヒルクライム(旭岳)〜旭川温泉郷

今回のモニターはホビーライダーを対象とした4名。
 
両脇がガイドとなるお二方ですが、ご主人はBAJ2400(日本縦断ブルベ)の規定内完走者であり、現在すでに還暦超えにも関わらず青森650kを規定内(34h)で走破し、次回のRAAM(アメリカ縦断レース)の権利を獲得されている現役のアイアンマンです。ファンライドのガイドにはあまりに贅沢過ぎて、走り出す前から歓喜でした。(ちなみに奥様もモデルさんでありながら過去数々のエンデューロで表彰台を飾っていた方です笑)

先ずは旭川空港で本企画についてのミーティング後、事前に各人のサイズで調整された(株)東川振興公社様所有のmont-bell社製レンタルバイクを手にします。ツアー想定のため各自の荷物はサポートカーに預け、空港から即、サイクリング開始です。

空港からわずか数分でこの景色!

昼スタートのため、初日の行程は空港から忠別湖までの約30k程度。とはいえ信号も無いのでローディーならあっという間の距離ですが、今回はあくまでモニターとして、ペースやポイントを検証しつつサイクリングペースで。

どちらを見渡しても絵画のような景色。


薄く長い登りと下りの繰り返しではあるものの、道がよく整備されており、ノンビリであれば初心者でも気持ち良く楽しめるルートだと感じました。

とはいえ、ローディーにはちょっとしたアップダウンでも、初心者サイクリストの方にはそれなりにハードなポイントもあるようで笑

就実の丘からの眺め。忠別湖方面に虹が見えます。到着する頃には止んでいるでしょう。

殆ど信号が無いため、ノンビリ走っていてもあっという間に忠別湖親水広場に到着です。自転車を大雪旭岳源水公園のラックに停め、園内を散策です。

看板に「写真の町」東川町、とあります。
東川町は「写す、残す、伝える」心を大切に「写真文化首都」を宣言しています。

ここで湧き出る水は、大雪山連峰の雪解け水が何百年もかけ自然濾過された、ひがしかわに住む方々の命の水です。この水で日々身体を潤す生活、なんと贅沢なことでしょう!

源水公園散策後、女性陣はマイクロバスで旭岳ロープウェイ下のホテルへ移動、ボクは個人的な趣味で、ホテルまで約10kのヒルクラを楽しませていただきました。

ここでもレジェンドの専属ガイド付。(これも贅沢!)
海外ブルベのお話など、貴重な体験談を沢山聞かせていただきました。

ホテルチェックイン後、美味しい料理と良質な温泉を堪能したあとはノンビリ・・もしていられず、明日に向け、きちんと予習復習です。(お仕事w)

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