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東川町手ぶらサイクルツアー検証③

■2021/9/7 day3
サイクリング(展望閣〜東川町散策〜北の住まい設計社)

サイクルツアー検証三日目の最終日。

朝食前、例によって個人的な趣味(※ツアー検証外)で、ケビン裏の展望閣へ軽くモーニングクライム。早朝からレジェンドもご一緒して下さいました。

ケビンを後に、今日は東川町により触れてもらうための散策ライドへ出発です。

なんの施設かわかりますか?美術館さながらですが、小学校なのです。東川町は「大人が子供達から奪ったものは遊び場である」との思いから、まず教育環境の充実に注力しました。この建築物を見ただけでも、町がどれだけ本気で子育て支援に力を入れているかが伺えます。

一方、東川町は「リノベーション」の側面も持っています。

写真の町に相応しい、写真映りの良い町を保つことを目的として、町全域に「景観法」が定められており、新たに建物を建築する際には細かいルールが存在します。そのこともあり、ヨーロッパのように、昔からの建物をリノベーションした建築物があちこちに見られます。

上部二枚目の写真、今はセレクトショップですが、元々は消防団の詰所だった建物です。

「写真の町」に相応しい風景。

東川町では「君の居場所はここにあるよ」という想いで、生まれてくる子ども達へ東川の家具職人が手作りの椅子を贈る、という、町ぐるみの試みを行っています。何とステキな企画!

東川町では、ふるさと納税を「株主制度」と呼び、東川町を応援しようとする方が町への投資(寄附)によって「株主」となり、まちづくりに参加する仕組みとなっています。

こちらは「株主」に東川町を体験していただくための「東川暮らし体験館」の一室です。ケビン同様、ここでも部屋ごとに製作元の異なる匠による、洗練された家具が配置されています。今はガイドさんが利用されているため、若干の生活感が見えます笑

こちらは観光アクティビティ提供SHOP「HAC(Higashikawa Activity Center)」。東川町でアクティビティに触れる際は、先ずこちらへ足を運ぶのが良いかもしれません。

見処満載でなかなか前に進まなかった3日目ですが、「北の住まい設計社」さんへ移動し、ようやく昼食です。こちらの設計社ですが、過去にはあの洞爺湖サミットの際に使用された円卓や椅子の設計、制作を担当したほどの匠集団です。その社屋に併設されたカフェ、どれほどステキな空間であるかは入る前から想像に難しくありません。

お客様も居たので天井だけご紹介笑
ここは是非ご自身で足を運んでいただきたいところ。可能であれば自転車に乗って。

とても名残惜しいですが、昼食後はケビンへ戻り、ここでツアー検証終了です。まさに夢のような3日間でした。

※今回貸与させていただいたバイクスペックです。
型番:mont-bell製 RD-H 1000
フレーム:7005 T6 アルミ
重量:8.87kg (M)
コンポーネント:Tiagra 11-34T 
 ホイール:WH-RS100

日本人の体格と骨格形状に合わせた独自の設計をほどこしたモンベルの「シャイデック」シリーズ。初乗りでも意外なほど違和感なくフィットし、ピーキーな設定を必要としないレンタルバイクとしてはポジションの遊び幅が広く、逆に十分な快適さを感じました。


■あとがき

個人的な話をしてしまえば、こういった観光は自身でプランニングをしてアチコチ周ってしまいがちなのですが、今回の3日間の検証では、カヤック然り、バゲッジデリバリーサービス然り、単独では物理的に難しい、サイクルツアーとしての付加価値がとてもよく産み出されていた、と感じました。また、反省会の場では皆が活発なフィードバックを行っていましたので、優秀な東川町観光協会の方々が今回の検証をどのように料理されるか、今から楽しみです。

飛行機搭乗前に、色々な意味で「〆のラーメン」。
手荷物で運べないものは胃袋と心のアルバムに入れて持ち帰りました。

次回は株主として、必ずまた帰ってきます。
今回の企画に関わった全ての方々へ感謝を込めて。

どうもありがとうございました。

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