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No.541|文字にして空中戦を避けよう

2024年6月28日 No.541 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、クライアント先の研修講師を務めていた際に感じたことですが、文字にするのって本当に大事だなと思います。

文字にすることで、考えていることが形になり、頭の中で漠然としていたものが具体になります。

こうなって初めて、相手に対して自分の考えを伝えることができます。


研修の際、グループワークをするのですが、皆さん口頭で済まそうとするんですね。
好き勝手に意見はいうものの、文字に落とそうとしません。
そりゃ楽ですからね。
物理的にも精神的にも。


付箋に書いたり、模造紙に書くように促すのですが、書かない人はずっと書かないですね。
ちなみに、年齢が高い人ほど書こうとしません笑


結果として、空中戦になります。
そのため、意見が流れていってしまいます。
本論と違うことについて話をしているということもあったりします。


だから、めんどくさくても文字に落とすことが肝心です。

対面で協議しているときは、ホワイトボードなどを使ったりして空中戦にならないようにすることが望ましいです。
「人間は、会話だけで深い議論ができるほど、頭が賢くない」ということを自覚する必要があります。
えてして、この総論は納得するのに、自分という各論になると途端に誤ってしまうのも人間。


自分だけで考えているときも、できる限り文字にすることが大事です。
文字にすることで客観的に考えている内容を確認することができますから。

そうすることでいかに自分がわかった気になっていて、深く理解しておらず、思考も浅いことに気づきますから。

むしろ、そこからが勝負です。


ちょっとしたことでも文字に落とす。
これを習慣づけるだけでも、きっと良い変化が起こります。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・議論する際は、文字にすることで空中戦になることを避けることができる。
・対話でも協議でも考えているだけの時でも、文字にすることを心掛けるとよい変化が生じる。

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