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No.567|絶妙な揚げ方と顧客対応で魅了する老舗とんかつ屋

2024年7月24日 No.567 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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先日、ある老舗のとんかつ屋に行きました。

とても美味しいとんかつで、サクサクしていて揚げ方が絶妙で、豚もうまい。

カウンターのお店で、目の前で調理している姿が見える、下町のとんかつ屋です。


伝統があるから常連さんがついているんだろうな、とシンプルに思っていたのですが、そうではありませんでした。


よく見ていると、カウンターの入口側に大将がいて、大将が揚げる作業をしつつ、食べ終わり、会計に向かった方に必ずに声がけしています。

「暑い中、待っていただいてすみません」
「お腹いっぱいになりました?」
「今日はこの後何されるんです?」

など。


そして、大将が顧客対応の最前線にいるわけで、しかも、常連を覚えているわけです。
新規の方にも丁寧で、加えて、常連は常連で顔を覚えてくれてちょっとした会話が弾んだりしていて、皆うれしそうです。


これがチェーン店や大きな企業になると当然、このように対応してられません。

しかし、企業規模が小さく、自分がオペレーションしているような場合にできる常連客化させるひとつの工夫でしょう。


今回で言うと、とんかつがうまい店の店主が、わざわざ接客の最前線に立ち、一人ひとりに違った接客をする。

というのがこのお店のポイント。


単に技術力があるだけでは長年生き残るのは至難の業。
二重三重に他者との違いを設けることが長年生き残るコツですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・長年支持されるには、二重三重に他者との違いを設けることが大事。

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