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1ヶ月間1日1タイポ

前回のnoteで書いたとおり、1ヶ月間毎日文字を作りInstagramに上げていたのですが、先日ようやく終えることができました。
達成感や余韻が残っているうちに、noteに書き残しておこうと思います。

自己満な部分が多いですが、作字を始めてみたい!という方にとって、少しでも参考になればいいなと思います。


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↑上の3つは最初の3日間で作ったもの。

↓下の3つが最後の3日間で作ったもの。

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自分的にはかなり成長したなと感じたのですが、他の方から見たらどうなんでしょうか・・・。
違いがわからないと言われたら泣けますね(笑)


毎日制作しては反省改善するということを繰り返す中で、途中から意識するようになった点がいくつかあります。

色のコントラスト・文字の大きさ太さ
■ パーツの整列・反復
■ コンセプトをしっかり考える

主にこの三つです。

なんとこれ、デザインで意識すべき点と全く一緒でした〜!!(今更)

デザイナーなんだから最初から意識して作れよって話ですよね、本当に。
当たり前のことしか書けないと思いますが、一応一つずつ言語化していこうと思います。


色のコントラスト・文字の大きさ太さ

PCで作っているときは気付きにくいのですが、Instagramに投稿した自分の文字を見ると、「なんて書いてあるかわからないし、なんかパッとしない」ということが最初の頃よく起こりました。
この原因が、色のコントラスト比が小さいことと、文字が小さくて細すぎることでした。

小さい画像でもパッと見て伝わるものにしたかったので、トーンの強い色を一色は使用し、画面いっぱいに文字を配置するようになりました。


パーツの整列・反復

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多くの人がそうだと思いますが、私は作字をする際、手書き文字で下書きをしています。(これをAdobeCaptureアプリで撮影してCCライブラリに保存しています)

最初の頃、この時点での作りこみが甘かったり、Illustratorで清書する際に下書きを大幅に変更してしまったことが原因で、統一感が出ず落書きのようになってしまうことが多くありました。

そこで、行き当たりばったりの勢いで作るのはやめました。
同じパーツを反復して使ったり、角度や太さを揃えたシェイプ を使用したりすることで、統一感が出て綺麗な文字に仕上がるようになったと感じます。

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↑自分のInstagramをスクショした画像を2枚載せています。
上が前半、下が後半に作ったものです。
先ほど説明した、色のコントラスト等も相まって、かなりパキッとした印象になったと思います。
あくまで主観なのですが・・・。


コンセプトをしっかり考える

最初の頃も文字の意味を表現しようとはしていたのですが、自分の頭の中にあるイメージを「こんな感じかな〜」とフワフワアウトプットしていました。

しかし途中からは、その言葉の意味を調べたり、検索で出てきた写真やイラストからイメージを膨らませるようになりました。
そしてそこから導き出されたイメージをどのように文字に落とし込むか、一日の合間合間に考え、夜になってやっと形にしていました。(時間がない時はあまり考えず勢いで作ったりもしてました・・・)

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↑この文字は、言葉の持つ意味を視覚的にわかりやすく表現することが出来ていて、かなり気に入っています。
表面上は上っ面の笑顔で柔らかく、心の中では笑っていない。
自分の中では真っ赤な嘘という言葉の意味も含めて赤にしました。

最初の方に載せた「素面」もお気に入りです。
「素面」という言葉は酒で酔っている状態があってこそ使用されるため、常に酒という概念も付きまとっているように感じ、あのような形に落とし込みました。
私が現在禁酒しているため、「常に背後に存在する酒の誘惑」という意味も含まれています(笑)


まとめ

この1ヶ月、毎日他の方のタイポグラフィを沢山観察して、次の日の自分の制作に生かしていたので、日々成長を実感できました。
正直何も思いつかなくて無理やり作った日もありましが、なんだかんだ楽しんでやり切りました。

似たり寄ったりの文字にならないよう、意識して色々な表現をするようにしていましたが、今後は自分の「好き」を追求してみるのもアリかなと思っています。

他の方々を見ていると、同じ作字でも様々な方向性があるように感じます。
趣味なのか、デザインなのか、今後私は作字をどのように活かしていきたいのか模索する必要がありそうです。




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