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グランピングの持ち物って意外と迷う。女子&子連れ編

手ぶらで、しかもリッチな環境でキャンプが楽しめるグランピング。去る4月に初めて友人家族と体験してきて、その快適さに大興奮!だったのですが不慣れなこともあり、必要ないものを持ってきてしまったり、あーあれ持ってくればよかった!というものがあったりと、ちょっとだけ物足りなさが残る結果に。

この失敗を、これからグランピングを体験する人には繰り返してほしくない。初めてのときからしっかり満喫してほしい。そんな思いからnoteにまとめてみることにしました。


行ってきたのは「ときたまひみつきちコモリバ」

河原で自然を感じるグランピングテント

埼玉県比企郡にある「おこもりリゾート」コモリバ。都心から車で90分で辿り着くその地は一級河川の都幾川をはじめとした心地よい自然に囲まれ、鳥や虫の鳴き声、川のせせらぎが日々の疲れを忘れさせてくれます。

ホテル感覚で滞在できるグランピングキャビンもありますが、今回宿泊したのはリバーサイドのグランピングテント。テント内にはセミダブルのマット、BBQの道具や食材、さらには朝食も一式揃っていて、手ぶらでも十分贅沢なひとときが楽しめそう!

テントのすぐそばにはフロント棟が。この建物はラウンジも兼ねていて、コーヒーや紅茶のフリードリンクやテントに持ち込めるボード&カードゲームの数々が。パン屋「小麦の奴隷」も併設されているので当日の食材に追加するほか、お土産に買って帰ることもできます。

おしゃれなジュースやビールも少しですが販売されていたので、購入して飲んでも良いですね。

参加したメンバー

今回参加したのは、30代のファミリー2組 & ソロの大人2名の4組。2張りのテントに宿泊したのですが、それぞれのテントの人数構成は次のとおりです。

  • 大人女性3名・子ども2名

  • 大人男性1名・女性1名・子ども1名

子どもも楽しめる環境づくりをしながら、せっかくのグランピングなので大人の時間も充実させることを目指しました。

施設にあったものと、追加で用意したもの

手ぶらでOKといえど寒ければ防寒が必要だと思いますし、追加で調理したい食材もあったので、いろいろと持参して行くことに。

備え付けの道具を調べるなかで「衛生上の理由で包丁の貸し出しはありません」という記載を目にしたことをきっかけに、不安になって当日まで施設のWebサイトの予約ページやお知らせなど、あらゆるページを調べまくりました。

それでも結局、時期やページによって用意されているものの記載が少しずつ異なることもあり、情報を完全に網羅した状態で臨むことはできず。施設の方に事前に詳しく問い合わせればよかったと後悔…

ホテルと同じ気持ちで着替えとメイク用品だけ持って臨んでも十分楽しめると思います。それでもキャンプっぽさをもっと満喫したいなら、あるといいなと思う道具や食材がやっぱりありました。

わたしのようなグランピング初心者が後悔しないように、施設にあったものと追加で用意したいものをまとめておきます。

施設にあったもの(テント内の設備・アメニティ)

コモリバでは11才以下は追加料金なしで宿泊できる代わりに添い寝での対応、食事の用意は無しの旨が案内されています。そのため、アメニティ類は大人の分のみとなっていました。

防寒アイテムは十分揃っていました。ダウンもパジャマも持ってきたけどいらなかった!
  • ダウンジャケット(大人分)

  • ルームウエア(大人分)

  • タオルセット(大人分)

  • 歯ブラシ(大人分・歯磨き粉は無し)

  • カミソリ(大人分)

  • クッションたくさん

  • ランタン(テント内は十分明るい状態)

  • 電源・延長コード

ダウンジャケットはワークマンのものでとても暖かく、当日(4月15日)は雨天で気温が低めでしたが、備え付けの防寒具で十分でした。また、ルームウエアとタオル、歯ブラシが付いているので大人が個人で用意すべきものはほぼホテルと同じでOK。歯磨き粉やシャンプーなど液体状のものは持参しましょう。あとは、電源があるので携帯の充電ができるのも嬉しいですね。

キャンプは夜間暗いイメージがあったのでランタンを持って行ったのですが、テント内も外も十分明るく、その必要はありませんでした。

施設にあったもの(テント外の設備)

タープの下で2テント合同BBQ
  • BBQグリル・炭

  • テーブル

  • イス(子どもを含めた人数分)

  • ランタン、デコレーションライト(十分な明るさ)

  • 足元のペグ、ロープを照らすライト

  • サンダル(大人分)

  • ゴミ箱

  • 食器返却用ラック(食器洗い不要!)

テント外のBBQ系の装備はさすがの充実ぶりで、手ぶらで問題なさそう。だた、キッズまわりのアイテムは用意がないのでやっぱり持参したいところ(詳しくは後述)。

2つのテントのメンバーで一緒に食事をするのにイスだけ隣のテントから移動させましたが、テーブルやBBQグリルは1つで大人5人、子ども3人分をまかなえました。

施設にあったもの(調理器具・飲み物)

食器類や調理器具も充実。使い切ってもすぐそばの洗い場で洗えばOK

事前に食事のメニューが分かっていれば、追加で食べたいものとそれに必要な道具だけを用意すれば大丈夫。わたしが行ったときに用意されていた道具は次のとおりでした(食材は割愛)。

  • トング(BBQ用・盛り付け用)

  • 軍手(2組だったかな?)

  • チャッカマン

  • カッティングボード

  • まな板

  • はさみ

  • 菜箸

  • 焼きマシュマロ用の串

  • カトラリー各種(大人用)

  • グラス(大人分)

  • マグカップ(大人分)

  • 塩・こしょう・オリーブオイル

  • 飲料水(ジャグ入りで5~8Lくらい)・水用ピッチャー

  • ドリップコーヒー(大人分)

  • コーヒー用のやかん

  • カセットコンロ

  • ウェットティッシュ

今回は1か月ほど前からメニュー変更の案内を確認していたので、それに合わせて追加の食材や調味料を用意して行きました。しかしながら、いざ行ってみるとメニューの変更が延期になったらしく、想定していたものと違う食材が提供されるというハプニングが…

追加で用意した食材がグランピングのメニューとダブッてしまい、逆にあることを期待したメニューが無くてコンビニへ走ることに。ちょっぴり悔しい思いをしました。追加の食材の用意を考えている方は、食事内容の確認は直前にすることをおすすめします。

マシュマロがダブッたので、焼きマシュマロ食べ放題

追加で用意してよかった、用意したかったもの(設備・道具)

想像以上に多くのものが用意されていたので、もっと身軽でもよかったな~と感じたのですが、持ってきてよかったものも、もちろんあります。今回の場合しか当てはまらなそうなものも含めて書き起こすので、よければ参考にしてみてください。

  • ポンチョ・レインコート:小雨が降っていたので。両手が空くので傘より便利

  • 包丁:カトラリーのナイフでもまかなえるけど、食材を追加するならあると安心

  • ジップロック:余った食材を持ち帰るのに必要

  • キッチンペーパー:ティッシュのほかに用意してあると便利

  • 子ども用のカトラリー:施設に尋ねれば用意してもらえたはず!

  • 子ども用のおもちゃ:大人の時間を楽しむためにも、子どもがテントで遊べるものを用意しておきたい

  • 子ども用のサンダル:テントの出入りが一番多かったのが、キッズ。クロックスのようにサッと履ける子ども用のサンダルは欲しかった…

  • 洗顔・スキンケア用品:翌朝近くの温泉に行ったけど、シャワーブースがあるので顔だけは洗うと気持ちいい

追加で用意してよかった、用意したかったもの(食材)

アヒージョに期待して行ったらメニューが変更に…慌てて近くのコンビニで調達
  • すぐに食べられる食事:施設の提供メニューに前菜はあったけど、他にも手軽に食べられるおつまみ的なものが欲しい

  • 追加食材用の調味料:今回はアヒージョ用のニンニク。あるとないとじゃ違う…

  • 追加のクラッカー:乗せて食べたり、つまんだりできて、たくさんあると便利

  • インスタントラーメン:夜食にとてもよい◎

  • 飲み物:現地ではおしゃれドリンクの販売のみだったので、近くのスーパーでソフトドリンクとアルコールを調達

  • 炭酸水メーカー:ハイボールなど炭酸割りに超便利

  • ホットワイン&専用ケトル:春キャンプの夜にぴったり

食材は、飲み物以外はお好みですね。ドリンクはグランピングの施設内で買うとどうしてもグラマラスな金額になるので、キャンプ的な飲み物は近くのスーパーで調達するのが良さそう。

繰り返しになりますが、一番注意したいのが提供メニューと持参した食材のダブリ。本当にもったいない思いをしました!

アメニティも食材も余計なものをたくさん持って行ってしまい、かといって不足がなかった訳でもないという悔しい結果に。次にグランピングへ行くときは事前に直接問い合わせてリサーチすることを心に誓いました。

グランピング施設のWebサイトで随時更新される「いま用意しているアメニティ」の一覧ページがあるとありがたいなーと思ったので、もしご興味のある施設さまがいらっしゃいましたら、一緒に作りませんか。

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