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おうち浴衣の肌着に一番いいのはワンピースというわけ。

コロナのおかげですっかりおうち着物が板についてきたのだが、だいぶ気温が上がってきて、特にお風呂上がりなんかも浴衣を着ることが増えた。

浴衣を着る時の下着は
・なるべく暑さを軽減してくれるもの
・えりぐりが広く開いていること(前も後ろも)
・汗を吸ってくれること
このあたりが私の選ぶ基本的な条件なのだが、
外出するとなると、やはり衿がきれいに抜けることでグッと見た目があかぬける。

それで選んでいたのは「ゑり正」さんの肌襦袢。
肌襦袢用の襟芯を販売されていて、それを通した肌襦袢の衿に浴衣の衿をそわせることで素敵な衿のラインがさっとつくれる。これは普段の着物でも愛用していて、長襦袢の半衿が汚れにくいという利点もある。


そして湯文字とこれもゑり正さんの東スカート。あずまスカートとは裾除けと同じ機能のものだが、日本舞踊をする方が使われることが多く、筒状になっているので着物や浴衣がはだけても決して足が見えることはない。


だが、おうち着物はもっとパッと手軽に着たい。
ということでキャミソール型のさらっとしたワンピースをお風呂上がりにスポッとかぶっていたのを思い出して、その上に浴衣を羽織ってみた。
パンツだって下着だってつけずに本当にワンピース1枚に浴衣。
帯も締めずに伊達締めだけ。

だっておうちなんだもん。

ほどよくえりぐりが開いていて見えすぎることもなく、
汗が浴衣につくこともなく
とてもとても快適。

しかし持っている薄いワンピースはその1枚のみ。
そこでふらっと入ったアジア雑貨や服を扱っておられる歩(あゆみ)でとってもいい丈の長い、とっても薄いインド綿でできたワンピースを発見した。

キャミソールタイプも、タンクトップ型もあって、それぞれ総丈が111cm、120cm。

その時気に入った色がタンクトップ型で背が150cmの私には少し長いかなと思ったけど、とりあえず着てみてその上から浴衣を羽織るとぴったり!

ちょうど丈が足首あたりまであるから足がむやみに露出しないし、えりぐりもそこそこ開いてるからさまたげないし、
なんならワンピースタイプだからトイレも楽!

求めていた夏の浴衣下に出会えてるんるん!

そして追加情報。
最近こちらの絞りのアンティーク浴衣を島原の唐草さんで購入してすっかりおうち浴衣として愛用中なのだが、

おはしょりがギリギリ取れるか微妙な丈で、でも対丈よりはやっぱり取れるなら取りたい派の私は先述のゑり正さんで購入したきんちの腰紐を蝶結びにして飾り紐のように垂らしたまま使うことにした。

伊達締めも同じくここの麻のものですっきりと。伊達締めだけだと寝っ転がることだってできちゃう! 

あれかな。荷物受け取りの時に気にならないくらいの伊達締めがあると便利なのかしら...? 


さてさて
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